異世界への入り方、その前後の流れが素晴らしい。

最初の3話を読ませて頂きました!


まず、丁寧な導入で、理想的な入り方の作品だと思いました。

いわゆる異世界転移モノですが、
主人公1人が転移するのではなく、最初から同伴者がいる、転移先に知人がいるなど、従来のよくあるタイプに比べると、かなり初動の流れがスムーズです。

知人が既に転移先にいる事で、主人公一人の場合と比べ、
異世界を理解するという点において無理な流れや設定が見受けられません。


また転移の仕方も、日常的なところに潜んでいる感じで特別感がなく、
現実世界にいるパートと異世界に飛んだパートの流れにも突然感や無理に転移させた感があまりなく、
それぞれの世界の雰囲気、印象もしっかり切り替わっているので大変好感が持てます。


よくある突然死や、前兆候なしな転生・転移に比べると、
遥かに導入部分が丁寧かつ上手くまとめられていて素晴らしいデキです。

異世界転生・転移モノ好きな読者さんには、
一見の価値あり、オススメします!