宝石箱のようにカラフルで、昔読んだジュブナイルの様な正統派

安心して読み進めたい良作である。
全くもって、ラノベではない。
会話劇でもなく、情景描写から登場人物へとフォーカスが移り、鮮やかに市中での様子が綴られていく。
序章から第一章を読みはじめたところだが、ヒロインのひとりは内政に通じ、その描写がまた、全く無理がなく自然で、作者の広い見識を伺わせる。

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