有澤いつきさんの「ありさわどくしょにっき」で見てきました。めちゃくちゃおもしろかったです。非現実的な首吊りが日常の風景に溶け込んでいて、淡々と死体を片付ける光景でおぞましくかつシュールです。それでいてコミカルでもあり、狂った感覚のホラーに必要な要素がばっちり詰まっている感じです。素敵な首吊り奇譚ありがとうございました。
謎めいてる。主人公は不気味に思うのに周りの冷めた空気の差。ホラーというのか、なんというのか。描写もリアル。
狂気な内容に驚かされながら読み進めましたが、その狂気が最後は綺麗にまとまっていて、素直に凄いなと思いました。また、1話1話、手軽に読みやすい長さで一気に読んでしまいました!
部屋の中にいつの間にか首吊り死体がある……それだけでも狂気的なシチュエーションですが、この物語はそれだけに留まりません。話が進むごとに徐々に色濃くなっていく狂気に、どんどん目が離せなくなります。ラストの展開には深く考えさせられました。ぜひご一読を。