60.偉人の日記は公開処刑されるもの

 


 オルディナ初代国王、ライゼンデ・ヴァシス・オルディナ。

 賢王、または魔道具技師の父とも呼ばれた偉大なる王。


 九百三十九年前のオルディナが建国される前の時代から王座に座っていた人物。 その類まれな魔道具技師の技術は今でも高く評価され、法や知識を広め、当時の民の生活を豊かにしたと言われている。

 かなり端折った説明になるが、本屋にある書籍の大半は初代国王を褒め称えるものが多かった。


(歴史の偉人って、どんな人物か第三者視点から読んでもわからないもんな。 実際、著者が違えば考察違いもあったりするし…)


 ため息交じりにページを捲る。

 俺の足元に散らばっているのは、城下町で買い漁った本とアリェーニ殿下から借りた貴重な文献の数々だ。

 城下町で買った本は読みやすいのだが、初代国王の人柄についてはあまり記されていなかった。 一方、アリェーニ殿下から借りた本は初代国王に関する公式記録や、ライゼンデ王の発言や命令の記録。 王が何を作り何を行ったかが細かく記載されている。 文章は文官向けで読みづらかったけど。


 その中でも変わった本が一冊。 初代国王陛下の自叙伝の写しだ。


 自叙伝を読んだ結論から言うと――オルディナ初代国王陛下、ライゼンデ・ヴァシス・オルディナ王は、中村直人という日本人だった。 正確に言えば中身たましいが、だ。


(自叙伝の中身がまさか…日本語で書かれた日記だなんてな)


 賢王と名高い初代国王は、自身の手で精錬した魔石に日々の事柄を刻んでいたらしい。 早い話、個人的な秘密日記である。

 後世の人間が日記の存在に気づき、魔石に記された情報をまるっと転写して残したのだ。 ただ、日本語で書かれているおかげで日記の内容は理解されていない。

 日記を発見した人間は相当狼狽えただろう。 どこの種族の言語にも該当しない文字が綴られてあるのだから。

 写しである自叙伝も日本語を完璧に真似て表記されている。 写しの著者が解読やら文字の仮説をまとめている本も読んでみたが、まるっきり読めてなかった。

 しかし、初代国王が記した貴重な日記を一般庶民に貸し出してしまうとは。 アリェーニ殿下は一体何を考えてらっしゃるんだろうか。


(とはいえ、この自叙伝にっきが読めたのはありがたいんだけど…)


 肝心の自叙伝の中身といえば。 王を押し付けられた当時の事や、彼の出自について綴られていた。


 元日本人だった中村直人ライゼンデは、十八歳の頃に交通事故で即死したそうだ。 気づけば魔術も魔物もいるこの異世界の片隅で産声を上げた。

 森人族の旅人と行きずりワンナイトラブで出来た子である中村直人――もとい。 ライゼンデは人族の母親の元で静かに暮らしていたそうだ。 だが、五歳になったある日を境に状況は一変する。

 ライゼンデは森人族の血を強く受け継いだらしく、身の内に秘めた魔力が暴走して家を壊すわ、家具を壊すわで大変だったらしい。

 小さな村で派手な事が起きれば迫害されると考えた母親は、ライゼンデを森人族の父親へ押し付けてしまったそうだ。 その後、彼は父親の知り合いの魔道具技師の元で魔力操作の修行をすることになる。


(…けど、森人族の村でライゼンデを待っていたのは混血児への差別だった)


 森人族は同族や身内に優しいが、他種族に対しては協力的ではないタイプらしい。 身内主義な所も相まって、人族の土地から来たライゼンデは相当に浮きまくった。

 しかもライゼンデは旧人族語は喋れるが、森人族の言語や共通語の読み書きができない。 その事を森人族から遠まわし馬鹿にされては距離を置かれたそうだ。 それに加え、人族VS獣人族&竜人族の戦争が勃発したせいで更に差別は加速し、魔力操作もできない愚か者、下賎の血が混ざってる野蛮人だと言われ続けたという。


(そんな村によく九十三年も我慢して……いや、ライゼンデには行くところがなかったんだろうな…)


 若きライゼンデは努力すれば認めてくれると信じて必死に学んだ。

 よそ者だと馬鹿にされて雑用を日々押し付けられながらも、彼は九十三年という長い年月を森人族の村で過ごした。 その頃には読み書きもどうにか覚え、魔術やちょっとした魔道具も作れるようになったという。


『…なのに、それなのに! 族長のリーリウム・ライスタリオラマ様は、厄介者に人族の王の座をだなんて…! 慌てふためく僕と人族を見たいからって…ただ笑うためだけの為に変な条件を…!こんなのあんまりだああっ!!』


(賢王と称えられてる初代国王が王の座を嘆き悲しんでたとはなぁ)


 ただの半人前の魔道具技師が王に任命された時の日記である。 この世の終わりかのような文章が綴られ弱音や愚痴が満載だった。


 ライゼンデの災難の始まりは、戦争に負けて新しい大陸へ移動した人族が森人族に助けを求めたことから始まった。 援助を求めた人族に対し、森人族の返した返答が――。


『人族だけでは偏りが出て同じ罪を犯すだろう。 それを防ぐため、我が同胞に王の座を預けてほしい』


 人族と森人族の混血児であるライゼンデを人族の王にしろと要求してきたのだ。 かなりぶっ飛んだ話である。 ライゼンデの抵抗空しく、後がない人族も要求を呑むしかなかった。


 存続が危うい人族の王となったライゼンデ王は、生き残った王族の姫君との婚姻が早い段階で決まった。 さっさと子を作って王座を譲れ、という家臣たちからの言葉無き圧力である。

 同郷人に厄介者扱いされ、人族の国でもライゼンデ王には味方がいなかった。 家臣や王妃からは嫌悪されるわ、兵や民からも距離を置かれたという。

 傀儡の王だの間者の王だと陰口を叩かれる中、ライゼンデ王の安らげる居場所は作業台の前だけだと綴っていた。他にも問題は山積みだった。

 魔物問題に食糧問題。 果てに病気や伝染病といった難問が起こり、ライゼンデ王は思いつく限りの知恵と技術で魔道具を作り続けた。

 昼夜問わず作業台にかじりつくライゼンデ王の姿は「王」とはかけ離れていたと別の本で記されてある。


(病気には手作り石鹸で衛生概念を…。 …ああ~、文化が違うだけでも常識って違うもんな。叩き込むだけでも一苦労したんだなぁ…。 食事問題には…森人族の加護の力をフル活用したり…? 魔物の肉を燻製にしたり加工を……ああ、これは別の本でも読んだな。 今でもその習慣が残ってるっぽいし)


 森人族は木の精霊王から無条件で加護を受け取っている、というのは初耳だ。 加護の効果は植物の成長を促進したり、改良に有効な力らしい。 それで宮廷の庭園にある紫陽花とか桜やひまわりを作れたのか。 …てか、この情報絶対に森人族の重要機密だろ。


 微量ながらも加護を受け継いでいたライゼンデ王は、加護の力で食用の植物を改良をしていったそうだ。 他には現代知識を応用し、不純物の多い塩を上質な塩にする方法や、堅いパンを柔らかくするためのパン酵母を作ったりと奮闘したそうだ。 これにはかなり失敗を重ねたらしい。

 ちなみに、白米を広めようとしたりもしたがパンやジャガイモが主流すぎて広まらなかったと嘆いている。

 ライゼンデ王が様々なレシピを広めたおかげで俺は美味しい食事にありつけているんだ。


 そんな多忙な日々が一年過ぎ、五年過ぎ――十年の年月が過ぎる頃、野営地のような村はスコンフィッタという名の小さな国となった。

 王が作る魔道具は半人前と言われた物だとしても、魔道具は人族にとっては便利な道具で現代知識も役に立ち、それらが人々の生活の基盤となった訳だ。

 その甲斐あってか、徐々に民や兵、王妃や家臣の信頼を得る事も出来たという。 ライゼンデ王の努力が実った瞬間だった。


(…嬉しかっただろうな。 仮面夫婦状態だった王妃ともいい雰囲気になれて)


 ひえっひえの夫婦仲だったのが挨拶をするようになり、会話をし、お互いを励まし合ったりする仲にまでなったとあった。 そこでライゼンデの決意が固まる。


『もっと良い国にしよう。 笑顔があふれる、安全で豊かな国に』


 時期に王妃とも子宝に恵まれ、政にも積極的に口を出すようになっていったらしい。 国を豊かにするのなら民を。 民の生活を手厚くするためには法をと、次々に現代に近い制度を作ったりしていったそうだ。 当時の思想や生活習慣、現代の常識を取り入れようと時間をかけて説明をしたり、説得したりと苦労を重ねた様子が垣間見えた。 末に王政をどうにかして無くそうという動きすらするようになった。


(…まあ、口を出すようになったら反発も生まれるわな)


 後にライゼンデ王は書き記している。 『急ぎすぎたんだ』と。


 ライゼンデ・ヴァシス・スコンフィッタの名になってから百年の時が過ぎた頃。 愛した王妃も死に、子供たちも大人になって結婚して子や孫、ひ孫、玄孫たちの顔を見ることができたそうだ。 そして子供たちが自分とは違う速度で老いていくのをライゼンデ王は側で見続けることになる。

 森人族の血を引いているからこその長寿。 ライゼンデ王の身に流れる森人族の血が濃い分、人族と比べると老いがとても遅かったのだ。

 その違いが家臣達や民からは異質に見えたのだろう。 我々人族とは違う種族なのだと。


 長い時間の中、王座に座り続けたライゼンデ王は家臣達との間に生じたズレに気づけなかった。 小さなズレは歪を引き起こし――今から七百八十六年前の星歴二千二百二年に大事件が起こる。


 今こそ生粋の人族の王をと、クーデターが起こったのだ。


 我こそが王の正当なる血筋だと名を上げたのは、古くからいる王族の血筋の者と複数の大貴族たち。 彼らは声高々に宣戦布告したのである。 森人族の血を引いている者が王座に居座り続けるのは屈辱だ、今こそ人族だけの王の座を取り戻し、他種族に力を示さなければならない!と。

 大きな騒動は国を真っ二つにし、片方が後のドミナシオン、旧エマナスタという名の国を北に築いた。 残った方はスコンフィッタから現オルディナへと名が変わることになる。


 以降、北のドミナシオンと南のオルディナの関係は悪化の一途を辿った。

 これではいつ北と南で戦争になるか、北のドミナシオンが世界に向けて牙を向けるかという状況になった時、森人族と山人族の協力の元、国境門を建設して大陸を横断する結界が作られたらしい。


 数百年ぶりに顔を合わせた森人族の族長のリーリウム・ライスタリオラマは、ライゼンデ王に言い放った。


『愚かな人族の血を引く王よ、いずれこうなることはわかっていた』と。


 森人族はいつ国が割れるかとゲームの賭けにしていたらしい。

 全ての努力が無駄だと笑われているかのように感じたイゼンデ王は深く心に傷を作った。以降、ライゼンデ王はゆっくりと床に臥せるようになっていく。

 そして今から七百三十八年前の西暦二千ニ百五十年、ライゼンデ王は玄孫たちに見守られながら息を引き取る。 二百九十八歳、ライゼンデ王の王政は二百一年目にして崩御となった。


 日記の終盤には、ライゼンデ王は昔を懐かしむ文章が目に留まる。

 あのドラマの続きはどうなっただろうとか、父親の腰痛はどうなっただろうか、母のご飯を食べたい、友人と会って喋って遊んで、気になってたあの子は今どうしてるだろうか――。


『日本に帰りたい』


 日記の最後にはそう書かれていた。


「……あ~……」


 間抜けな声を上げながらハンモックへと沈みこんだ。 寝返りを打った反動で本が床へとバサバサ落ちて行く。 このなんとも言えない心境よ。


 日記には弱音も愚痴も書かれてあったけれど、ライゼンデ王は床に臥せるようになってからも王として出来る事はしていたし、自分に尽くしてくれる家臣や、ひ孫や玄孫たち、民の事も心から大切で愛していた。 それが読み取れる箇所もたくさんあったのは確かだ。


(この日記は…ライゼンデ王が誰にも言えなかった弱音なんだろうな)


 王である以上は泣き言は言うべきではないともあった。 故に、どこか寂しさと辛さがあったのかもしれない。 と、


「サクマ~! サクマ起きて! 海!海が見えてきたよ!甲板に行こう!」

「うわっ、サクマお前、また本読んでたのか? 飽きないなあ」

「フィエルさん、オネットさん…。あれ、ケット先生は…?」

「ケット先生なら甲板で昼寝をしてるわ!」


 賑やかな足音を響かせ、扉からヘーゼルナッツ色の頭と鮮やかな赤毛が飛び出てくる。 フィエルさんとオネットさんだ。

 二人は人生初の船旅で船酔いをしていたようだが、すっかり揺れにも慣れて元気そう。 昨晩から南国使用の軽装に着替えているし、若いってすごい。


 アリェーニ姫殿下の王宮セレブお茶会から四日後。

 狩人組合で使う薬の材料の買い付けと魔石鉱を見つけるため、フィエルさん、オネットさん、俺、そして狩人組合の医療室のケット先生と共に、雨期で増水した運河の流れに乗って南東のイナブへと向かっている。

 俺達が乗っている船はクルーザー型に近い木製の船で、乗客も二十人ぐらい乗っているようだ。

 二泊三日の船旅だったが、俺は狭い客用の集合寝室でハンモックに揺られながら本を読み漁っていた。 俺のボディは船酔しないっぽくてありがたい。


「海…イナブ手前の街…コーラルに着きそうなんですか?」

「そう!あと半刻ぐらいで港街コーラルで着くって! そこから南のイナブに…あれ、サクマ、ぽやっとした顔してるけど大丈夫?」

「あ、いえ…多分、脳と目を使いすぎただけかと…」

「サクマは船に乗ってからもずっと本読みっぱなしだったもんな。 おら、少しは外の空気吸っとけ。 体動かせよ」

「わわっ、ちょ、オネットさんっ、ハンモック揺らさないでくださ、おち、おちるぅ!」


 二人に引っ張られるように甲板へと飛び出ると、風が頬にあたって長ったらしい髪があおられる。 そして微かな潮の香りが鼻をくすぐった。


「…わあ…エメラルドグリーン翠玉色の海ですね…!」

「ね! 私初めてみたわ! あんな綺麗な色をしているのね、海って!」

「は~、でけぇ水溜まりだよな、潮の匂いもここまできてる」


 船の甲板から見えるのは絵に描いたようなオーシャンビューだ。 大きな運河に岸には港が見えている。 あれがコーラルの港だろう。 そして、その奥の地平線には鮮やかなエメラルドグリーンの海が広がっていた。 生ではお目にかかれない南国の海の色だ。


「…なんだか遠くまで来てしまいましたね」

「うん? なんだいきなり。 どうした?」

「あ、サクマってば、もしかして故郷のこと思い出しちゃった? 寂しくなっちゃったの?」

「へっ!? そんなことはありませんよ!?」


 ぽそりと呟いた言葉に、オネットさんとフィエルさんが過剰反応してくる。 やめいやめい、俺の頭をよちよちするんじゃない!

 そうではないけど。決してないけれど――ライゼンデ王の「帰りたい」という言葉が頭にこびりついて離れないのだ。

 彼は幸せだったのだろうか? それとも、ライゼンデ王は孤独で不幸だったのだろうか。

 そんな詮無い事を考えてしまう。 幸か不幸かだなんて本人にしかわからないし、他人が決めつけていいものでもないはずだ。


(それに…俺が調べたかった事とは関係ない。 ヒントは日記から拾えたし…貴重な本を貸してもらえたな)


 うっかり夢中になってライゼンデ王の人生を本人目線で読んでしまったが、彼の日記には他にも興味深いことも書かれてあったのだ。

 スマホが見れればとか、ネット検索して調べられたのにとか、そんな決定的な一文が所々にあった。 つまりはだ。


(ライゼンデ王…。 いや、中村直人ライゼンデと俺が死んだ時期って、割と近いのかもしれない)


 俺は異世界こっちに来たのが多分、五百年ぐらい前。 そしてライゼンデ王が生まれたのは千年も前になる。 五百年も差があるのに「スマホ」とか「ネット検索」の単語が出たということは生きてた時代は同じぐらいだ。


(もしかして、こっちの時間の流れと地球の時間の流れって大幅に違うかもしれないな。 地球あっちの様子を知る事ができないからとも言えないけど)


 他にもライゼンデ王は元地球人を探していたような記録もあった。

 古代から伝わっている時間や距離、重さの数値や、学者が使っている計算式が地球のものと酷似している事に目をつけ、ライゼンデ王は同郷人の痕跡を辿ろうとした。 けれど、星歴以前の神聖記年代にも遡るようで、時間があまりにも経ちすぎて調べることができなかったそうだが。


(…多分、同郷人はライゼンデ王以外にもいる。 けど、大人数って訳でもなさそうだ)


 多ければこの世界の人達に周知されていそうなものだし。 少数で片手で数える程度、そんなところだろう。

 居たとしてもどこの生まれかで探す大陸が違ってくるし、本人が大っぴらに公表してないだろうから更に探しにくいし切りが無い。


(同郷人を探して会ってみたかったけど)


 ライゼンデ王の日記を読んで思った事は、これ以上深入りすべきではないと言う事。

 どこかに同郷人がいたとして、その人には大切な誰かや居場所が形成されている。 努力して馴染んだ場所に部外者の俺が地球の話題を持ち込んで関わったりするのは無粋だと思った。だから、


(同郷人探しはこれで終わりだ)


 南東の開拓地イナブで魔石鉱を見つけたら、ライゼンデ王の日記はアリェーニ殿下に速攻返却しよう。 こう言うのは切り替えが肝心である。


「…うん、いっぱい稼いで南の海を楽しみましょうね」

「えっ、なに、サクマ、ほんとうに大丈夫?」

「おいおい、頭寝てねぇか?起きれー」

「うわわっ、ちょっ、オネットさん!撫でくりまわさないでくだ、ううっ!」

「あっ、ズルイ!私も私も!」

「ちょ、まっ、うぐえっ」


 何故か二人に心配されて全力でよちよちされた。 フィエルさんとオネットさんは俺に幼児対応しすぎだとおもうんですけど!?

 その直後、二人に挟まれて潰されてる俺をケット先生に目撃されてすごい目で見られてしまった。

 いや、そんな呆れたような目で見ないで!俺はバブバブしたい訳じゃないんだって!













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異世界での二度目の人生は孤独死を回避したい。 森山 @mmnokakukaku

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