夢とは不思議なもの。正夢だったり、空想の産物だったりする。それを元に芸術家の光と闇に鋭く切り込んだ作品だと思います。主人公たちが恋愛関係にあったのかは分かりません。でも、光と闇、惹かれ合う所があったのかもしれません。作者の独特の作風に感動しました。
読み専
芸術家をモチーフ、テーマに持つ物語に相応しい、幻想的で美しい文章が目を引く物語です。 タグにある夢十夜、夏目漱石という単語から想像される通り、主人公の男女にはどこか影があり、人格に欠落した点…続きを読む
芸術という観点かファンタジーを書いているのがすごく面白かったです。あまりファンタジーしていないところが、逆に読みやすかったです。短く完結デキているのが素晴らしと思いました。
「桔梗」をモチーフに、芸術に生きた者たちの繋がりと厳しさ、儚さを描く。それは芸術を志した者にしかわからないのだろうか。幻想的な雰囲気の中で、読者に考える事をゆだねる、短編だからこそ描ける世界が美しい。
夢とはなにかと聞かれたら何も言えない自分ですが作者様の作品を読ませていただいたら夢とは何かがわかるような気がしましたこれからも頑張ってください!
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