概要
死亡日時2019年3月31日。人生のロスタイム——あと1ヶ月
「どうも死神です。早速ですが命をください」
ろくでなしの引きこもりニート、平和都《たいらかずと》の前に現れたのは鎌を手にした黒装束の少女——死神セレイアル。
セレイアルは和都が改元発表前日の二〇一九年三月三一日に死ぬ運命であることを告げる。
しかし、和都はあの手この手で駄々をこね、一ヶ月間の人生のロスタイムを得ることになる。
期限は改元の日である五月一日。和都は時代をまたぐことができるのか? 悔いを残さず生き抜けるか? それともまた屁理屈で生き延びるのか!?
ニート×死神のハートフルボッココメディ?ここに誕生!
ろくでなしの引きこもりニート、平和都《たいらかずと》の前に現れたのは鎌を手にした黒装束の少女——死神セレイアル。
セレイアルは和都が改元発表前日の二〇一九年三月三一日に死ぬ運命であることを告げる。
しかし、和都はあの手この手で駄々をこね、一ヶ月間の人生のロスタイムを得ることになる。
期限は改元の日である五月一日。和都は時代をまたぐことができるのか? 悔いを残さず生き抜けるか? それともまた屁理屈で生き延びるのか!?
ニート×死神のハートフルボッココメディ?ここに誕生!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!僕は死ぬ日を告げられた。ニート青年×死神少女、一ヶ月間の物語。
引きこもりニート主人公の前に現れた、黒装束の死神少女。彼女によると、4/1の新元号発表を待たずして、自分は死んでしまうらしい……。
あらすじ通りのシンプルな題材、5000字ほどの短編ですが、今この時期だからこそ共感できる話題が各所に散りばめられています。
新元号発表を待っていた時のあの、不思議なワクワク感。
「令和」という字を見、由来を知って、ふわりと胸に去来した感情。
そして、改元を迎えた今日の、不思議な心のざわめきも。
誰もが自分の死ぬ日を知らず、明日が確実に来るかさえ知らずに、日々を生きています。どんなに長く生きたって、あるいは突然に命の期限を知らされたとしても、未練のない終わりを…続きを読む