あとがき(ネタバレあり)

みなさま、ここまで御拝読ありがとうございました!

これにて、『セカンドアクト・オブ・スチームガール』終幕でございます。

PV数6,500、星評価90(2019/7/23時点)。PV数・星評価ともに、過去最高の値で嬉しい悲鳴をあげております。

途中で心折れることなく書き切ることができたのは、応援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

最後までご覧になったみなさんはお察しのことかと思いますが、当作には続編の構想があります。

ですが、作品ストックを増やしたい、一気に書き上げたので推敲したい、まだまだ実力不足などの思いから、一度筆を置かせていただこうと思っております。

さらなる実力をつけた暁には続きを書きたいと思いますので、その時はまたよろしくお願いいたします!




↓以下、おまけの登場キャラ講評


アグノラ

本作主人公。高い戦闘能力を持つが、精神的に未熟な女の子。

プロット段階では、レナと組んでクライド誘拐を計画していたが、時計が損傷した際にその時の記憶が飛んでしまい、ロンドンまで彼を護送することになったという設定だった。

そっちの方が意外性があったかもしれないが、話が複雑になりすぎると思ってボツに。

最初のうちは周りに流されていたが、徐々に主体性を持って行動するように変化させることで精神的成長を描きたかった。

性格的には、クールに見えて、実は感情と直感で動くタイプ。要するに感情表現が下手な子ども。意外とキャラは立っていたと思う。


クライド

本作ヒロイン枠。運動系女子と頭脳系男子のカップリングを書きたかった。

プロット段階では、普通の人間とドールの二案が存在し、書いているうちに決めようとなって今の形に落ち着いた。

一般人枠が少ないので、人間でもよかったかもしれないが、それだとレコードをどこに隠すかという問題があるので悩みどころ。

性格的には、登場人物の中で一番地味だと思っている。主要メンバーなのに……。

改善するなら、そのあたりを修正したい。


マルヴィン

一般人枠。

プロット段階では、時計に損傷を負って第一線から引き、裏方として仲間をサポートするのが仕事のドールだった。

世界設定的にどうしても女性キャラが多くなりがちなので、書いてるうちにいろいろ変更して今の形になった。

性格は没個性的だが、設定を考えればむしろそれがマッチする。


レナ

メイン敵役。序盤中盤終盤隙がない。

プロット段階からほとんど設定が変わっていない、ある意味レアな人。

性格的には、お嬢さま口調の効率厨。感情で動くタイプのアグノラとは真逆なので、相性が悪いのは仕方ない。


ディクシー

序盤において、緊張感を出すために登場させたドール。本作の不遇枠その1。

プロットには、序盤ドール部隊のリーダーとしか書いていない。君は泣いていい。

ちなみに、チーム内での担当は銃撃手だった。


ハンナ

序盤において、緊張感を出すために登場させたドール。本作の不遇枠その2.

プロットには、序盤ドール部隊のメンバーとしか書いていない。

描写が少ない分、ディクシーよりさらに不遇。君は号泣していい。

ちなみに、チーム内での担当は白兵手だった。


時計男チクタクマン

黒幕枠。クトゥルフ神話に詳しい人なら、名前に聞き覚えがあるだろう。

正体不明の不気味さから、大物感が出したかった。


アレックス・バベッジ

ラスボス枠。時計男とは対比的に、物理的な脅威として書きたかった。

プロット段階では普通の人間だったが、もっとわかりやすい強さにしたかったので今の形に。

驚きのビフォーアフターである。


ピクシー

珍獣枠。

シリアスなストーリーにメリハリをつけてくれるので、意外と重宝する存在。

ロンドンでアグノラを逃がしたドールのミスリード枠でもあったのだが、珍獣すぎて疑った人はあまりいないだろう。


ラスティ

中盤で緊張感を出すために登場させたドールその1。

武器に関しては趣味に走りまくった。書いていて楽しいキャラ。


フラビカ

中盤で緊張感を出すために登場させたドールその2。

武器に関しては趣味に走りまくった。書いていて楽しいキャラ。

ディクシーと微妙にキャラが被ったため、最初だけ英語でしゃべる変な口調になった。


セルマ

中盤で緊張感を出すために登場させたドールその3。

武器に関しては趣味に走りまくった。書いていて楽しいキャラ。


スワロー

エンド側のドール。

プロット段階では存在せず、書きあげ時のノリで出現した。

プロットに存在しない割に見せ場は結構あったが、読者に見えていないところで珍獣に撃墜された。


ウィレミナ

ロンドン地上戦で登場した魔女風ゴシックドレスのドール。

キャラが多くなりすぎるので、あえて名前は登場させなかった。

キャラとしては、他に侍やピエロなども構想にあったが、イギリスなら魔女だろという謎の理論で魔女になった。


グロリア

ロンドン地上戦で登場したメイドロボのドール。

キャラが多くなりすぎるので、あえて名前は登場させなかった。

キャラとしては、他に侍やピエロなども構想にあったが、イギリスならメイドだろという謎の理論でメイドになった。

ロボにした必要性? なんとなくだよ!


ハート

本作裏主人公。

最後の数話のためだけに存在すると言って過言ではない。

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セカンドアクト・オブ・スチームガール くろまりも @kuromarimo459

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