書籍の方を先に購入して、めっさ先が気になり原作に手を出してしまいました(;¬_¬)
つい出来心で、先の楽しみに抗えず、原作読みと言う大罪を犯してしまった自分(笑)
「異世界」と来れば、『転生転移系』が多く感じる中で、この作品は異世界の方の現地人が主人公と言う、自分が読んでいた中でも珍しい部類になるかと。
主人公のこだわりや作業感(笑)に「そこまで極めるのか」とか、「微妙に社畜感があるのは気のせいか?」とかとか。
だが、その味があってこその面白さと読みごたえが、久々の休日を丸1日使ってぶっとーしで読み通すと言う荒行に(笑)
しかし、我が休日に悔いはない。
例え、後数時間後に出勤だとしてもだ( *´艸`)
この面白さに嵌まり、一気読みするようなことがあれば、連休を利用することをここに記す( ロ_ロ)ゞ
異世界俺tueeeモノはお好きですか?
私は大好きです。でも……
どれも最初はいいんですよ、最初は。だけどそのうち、作者さんの性根の卑しさが鼻について(気のせいかも知れませんが)リタイヤしてしまうのです。特に、主人公の価値観が都合よく変貌するとか、検索確認もしてない情報マウントとか、無自覚に漏れ出すルサンチマンとかが気になってしまうのです。
しかるに本作は、さすがの手練!
そもそも主人公が異世界の地に足のついた現地人なので、上記の問題は起きません。
それに期待の俺tueee要素も、天丼ギャグ(同じギャグを繰り返すこと)的なフレーバーがあって、インフレにも飽きずに読めるのです。
一気に読みました! 忙しい師走になんてことしてくれたんだ。
並みの俺tueeeモノに一言申したい人と、肩の力が抜けたキャラを楽しみたい人にオススメ。
316読/316完にてレビュー。