史一君視点で知る、Youtubeへの道と、恋のお話

実は自分は生放送系している身で、職業柄も一応IT系なのですが、最初に思ったのは紹介文のキャッチフレーズに反して「インターネットや動画系の指南書これだったら、初心者も分かりやすい」でしたね!

大学に入った史一は、Youtubeを見るけれど、パソコンから何から、そういうIT系にはからっきしな生徒。
そんな彼が、大学の友人である良周の誘いで、動画研究会というサークルを立ち上げ、Youtubeへ動画を上げるために色々と学んでいく、といった感じで進むわけですが。

前半はやはりYoutuberを目指すのに必要な知識や機材、そしてインターネットでのモラルやマナーについてを、丁寧に解説されてるんですよね。

しかも解説といっても小説ですからね。
知識のない史一達に対し、詳しい良周達がレクチャーする、という話で説明しているんです。
この「小説での説明なのに分かりやすい」というのは本当に凄いなと。

とはいえ、それだけじゃ終わりませんよ?
ちゃんとしょぼんさんも一推しせざるを得ない眼鏡っ娘ヒロインの白川さんとの関係も、物語の中でうまく入ってきていて、そこにはお互い何かしら意識するような初々しい部分もあります!

IT指南書あり。恋愛要素あり。人間ドラマあり。
と、色々な側面を見せてくれる本作。
説明や描写、一話毎の長さから、ライトというよりは本格小説の雰囲気も強い作品ですが、ライトじゃないなら……と敬遠せず、是非読んでみてください!
読みだすと意外にさらりと読めちゃいますよ!

あと、史一君と白川さんにも注目です!
眼鏡最高!!\\\\٩( 'ω' )و ////
(眼鏡外してた話で涙したのは自分だけじゃないと信じたい。・゜・(ノД`)・゜・。)

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