20 私が鳥になる Remix的な。
引きずるものが重いほど
残る轍は深くなる
息することが辛いほど
思うカタチは脆くなる
止まっているかと思うほど
遅い歩みは
周りの速度に合わせられない
困っているかと思うけど
思い出す日は
余りに脆く曝けだせない
いっそ手放してしまおうか
そんな妥協案はいらない
それなら今日始まらない
だってそれは
身を削がれるのも同じ事
手放す事などできはしない
できはしない敵は居ないのにできはしない
ならばこのまま進みましょう
バカなコトバが救いかも
まるで蜘蛛の糸
あくせくと紡いでいた
つもりがもがいているだけで
曇りガラスに写った残像
強固に絡まる記憶のフィルムと
ノートにバラ撒く思想も沈むの
進む方向さえ見失いながら
どれほどの月日
歩んできたのだろう
くっきりと付いたその轍
無意味だなんて言わせない
鳥が種を蒔くよ
落ちた羽飛ばすよ
その轍が消える頃には
きっと花が咲くでしょう
きっと貴方泣くでしょう
地中深くに根を張らし
零れた涙を吸い上げて
求めた明日を掴むころ
綺麗な花が咲くでしょう
見ていた貴方泣くでしょう
引きずるものが重いほど
零れた涙が多いほど
綺麗な花が咲くでしょう
綺麗な花が咲くでしょう
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