3 ああ無情いや素晴らしきかな我が人生

あなたはもう何処にもいない

あの日に留まったままみたい

無機質むきしつな物ばかりが残っただけで

情熱じょうねつは忘れ育んだ愛は捨てられて

いつしか何も無くなった

やるせなさで目は真っ赤

の私に一体何が残っただろう

れ渡った空は何処までも青く

らしくない事ばかり考える頭に色を付ける

しぼんだ心もまた膨らませて彩りで埋める

きっとまた見つける自分だけの色

かばい切れない心の傷に泣く時も

なかなか思うようにはいかないまま祈る日

我を張り続けて自分自身に負けないように

がっかりするような事ばかりじゃない

人を想い自分を想い各々想いが重なり

生きる喜び再び辿り着きたいその高み 



  ************


    頭縦読み&脚韻

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