ワームバトルゲーム

第2話卵

「よう、久しぶり、迷惑じゃ無かった？。」

「ああ無問題、俺暇だし。」うん、暇だそれも、とても、だ。

昨日の夕方、会いたいと友人の武元浩樹から連絡があったのだ。

「就職決まったのか、まさか松田はまだesports挑戦やってんの？。」

「いああ、あれは諦めた、ブームは下火だしそもそも俺才能ないしね、当面は派遣で生活してる。」

「派遣か、この先歳をとったら大変だぞ、所で何処の帰りだい。」

「いやこれから行くところだよ、wバトルを見に。」

「あれって違法じゃなかったっけ。」

「医療認可が取れなかっただけで違法じゃない、サラリーマンも観に行くくらい流行って来ていて、その為に連日夜の7時過ぎからバトルがある、政府公認の賭けができる様になった、そう、今の僕はこれにのめり込んでいる、口が軽くなるのが止めれれない

もう希望なんてないし今楽しければ良いんだ、けど、給料が安くて楽しめない。

「あれって公式中止じゃなかったけ。」

「公式はね、実は非公式国際認可なんだよな、外国企業の受けがよかったんだ、但し危険なんで日本国内だけで開催という条件がついてる。」