オムライスは変わらない
ゆきみさやか
黄色
ふわっと香る卵のにおい。白米がまるで恋をしているかのような赤色に染まっていく。
真っ白な世界が、この時だけは真っ赤な世界へと変貌する。
そんな世界を優しく包み込んでくれるのは、まるで母のような温かいお布団。
きいろい母の手のひらは、どれだけ私を救ってくれただろうか。
ある人にとっては、この黄色は母の物ではないかもしれない。
そう、私はここのオムライスが大好きだ。
時は平成末期。もうすぐ「令和」という時代が訪れようとしているー。
「令和」という文字はなんだか斬新で新しくて、でもどこか懐かしい。そうまるで黄色のような言葉だ。
(力尽きました、すみません。気が向いた時に続きを書くかも?)
オムライスは変わらない ゆきみさやか @yukimisayaka6
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