第3話
じりりッッ!!じりりりりッッ!!!!
目覚ましので目を覚ました。とてもいい朝だ。俺は自分の横のベッドに寝ているラーを見た
どうやら毛布にくるまって寝ているようだ。......仕方ない起こすかー。
「おーい、ラー朝だぞー!!起きーーろーーーー!!」
ゆさゆさ揺さぶっても反応がない…ただの屍のようだ。というのは冗談で
俺はラーがくるまっている毛布をはぎとった。
「いい加減起きっろッッ!!!!…はぁ!?!ど、どちら様!?!」
そう驚いている俺の目の前にいたのは、褐色の肌で銀髪をもつ美形の
ーーーーーーー幻想的な少女だった。
状況がいまいち把握できない俺はただその幻想的な少女を見ていた。するとどうやら
起きたようで、
「ん、むぅぅーおお、紅羽ではないか、おはよう今日は良き日だなー」
と、目をこすりながら俺に挨拶した。しかも話し方があいつと同じだ、まさか
「ね、ねぇ信じたくはないけど君はラーなん?!」
俺は思わず早口で彼女に聞いた。すると彼女は日常会話をするように
「あぁ言ってなかったな余は偉大なのでな様々な姿、一面をもつのだ。偉大なのでな!!
ある時は鳥だったり、ある時は創造神だったりな!今のこの姿は日の出の時の姿である
なーに気にするな余が偉大なだけだ。それともどうした見惚れてしまったか?
ほれ!!ほれほれ触っても良いのだぞー?」
そう言いラー(♀)は胸を強調した。俺は溢れるリビドーを相手がバカラーだと言い聞かせてこらえた。
くそぅラーのやつ調子にのりやがって~!会ったばかりの時は
威厳しかなかったけど今のラーはもうただムカつく、、ここはおれの必殺で、
「おいラー!俺は男になんて発情しないからな!!さっさと準備しないとおいてくぞ!!」
と言いながらラーにアイアンクローを決めた。ラーがギブギブと言い始めたので
技をといて朝食を食べに下に降りた。
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無事に朝食も終え俺はラーと青、虹彩と一緒に学校に向かった。
学校では一日7時間の授業を行う授業内容は午前中に座学と剣術、魔術をおこない、
学食で昼食を食べてから午後の3時間は≪神秘≫と一緒に戦闘訓練をするらしい。
午前の授業中ラー達≪神秘≫は基本暇なので思い思いに過ごしている。
とりあえず午前中の授業である座学はある程度予習していたので難なく終わったのだが、
剣術の授業で俺は独学だったがある程度、剣の扱いには慣れていたと思っていたが
青にボコボコにされた。そののち魔術の授業も終わり今は昼食の時間だ。
はぁぁあああー疲れたぁ青と虹彩それにラー達≪神秘≫も誘って飯にするか~!
「な!!青、虹彩!!お前らの≪神秘≫と一緒にご飯行こうぜ!!」
と2人に聞くと2人とも快諾して俺ら3人+≪神秘≫11人(うち9人はワルキューレ)
合計14人の大所帯での楽しい昼食となった。
-------昼食後戦闘訓練(第3模擬戦闘室にて)-------
訓練用の服に着替えた俺ら12人と各≪神秘≫達は第3模擬戦闘室に集まっていた。
小春先生が全員集まったのを確認するとパンッ!!と手をたたいて
今回の授業内容について説明を始めた。
「はーい!ではみんな今日は初めての戦闘訓練ということで≪憑依士≫としての基本
憑依を覚えて貰います!!いきなり全身憑依は無理なので今日はとりあえず
片腕などの一部分の憑依をしてもらいます例年、一部分の憑依はみんなすぐに
できちゃうから。憑依が出来た人から自分の権能を確認してね!!
憑依する時は詠唱が必要で基本詠唱時には≪憑依士≫と≪神秘≫はどこかしら接触
していないとだめだからね!!…キスでもいいんだよ?それと詠唱は
それぞれなんだけど君たち自身の心が理解してるからね!まずは
お手本見せるからね!いくよ!来て!!≪プロメテウス≫!!」
そう先生が言うと先生の足元から魔法陣が現れてその中から仮面をつけた男が出てきたそして、
「『神に背き人の子に希望を与えた神より慈悲深き我らが父、
汝の名は≪プロメテウス≫』憑依!!」
詠唱を唱えた途端、眩い光が、周りを包み込んだ。ようやく視界が戻るとそこには
≪神秘≫的な姿の小春先生がいた。人外の美しさと肉眼でもわかるオーラ、
これが本物の≪憑依士≫なのだ。
すげぇ、、これが≪憑依士≫口がふさがらないわ、、、だけど、
これから俺、自身がこの力を得ると想像しただけでなんだかワクワクしてきたな!!
『ふぅみんな!これが憑依だよ!じゃあ次は実際にやってみよっか!!無理して全身じゃなくて
一部分だけでいいからね!!では広がって各自やってみて!!』
そう言われたので俺らは適当に広がって各自、憑依をはじめた。
うっし!小春先生は一部分でいいって言ってたけどやるなら今日で全身憑依したいよね!!
頑張るか!!
「ラー!俺たちもやるぞ!!ほら元の姿に戻って!!」
と俺はラーに向かっていうと
「やれやれ仕方ない余が憑依してやろう!!詠唱はもうわかるはずだ。ほれ手を合わせろ」
そう言いながらラーは元の姿に戻りながら俺に手を差し出した。そしておれは、
「『地を照らせ、天を照らせ、人を照らせ!!大いなる太陽よ!
汝の名は≪太陽神ラー≫』憑依!」
と俺が詠唱を唱えるとまるでその場に太陽が落ちたような輝きが起きた。
輝きが終わると自分の両手が変化していた。何やら真紅のガントレットをはめた感じだ。
くそぅ両手だけだったか~!周りのクラスメイトもみんな大体こんなもんだから、
仕方ないか、、
そう心のなかで思いながら自分の手だと確認するように開いたり閉じたりした。
すると頭の中に直接ラーの声がした。
『うむ初めて憑依した割に両手を変化させるとはな流石、余の契約者だ。及第点をやろう
では次は小春とやらが言ってたように余の権能を確認するとしよう。
余は偉大である為、様々な権能をもつが紅羽、お前のレベルでは使えるのが、
【太陽剣アトゥム】の召喚、【太陽魔法】の上位までだな。雑魚相手には余裕だがな!!
フハハハハハ!!とりあえず【太陽剣アトゥム】を召喚してみせよ!!』
と語りかけてきたので、その通り俺は【太陽剣アトゥム】を召喚することにした。
『こいっ!!【太陽剣アトゥム】!!』
そう言うと眼下に焔で出来た魔法陣から燃え盛る一振りの真紅の大剣が現れた。
2メートルもある巨大な大剣だった。試しに握って見ると、とても手に馴染む。まるで子供の時から扱っていたような気がした。
こ、これすげぇ!!今日と昨日で何回もびっくりしてるなー
試しに振ってみるか!!
「そいッッ!!」
掛け声をかけながらクラスメイトのいない方向に向かって剣を振り落とすと、
ズガガガガガッ!!!!ドッカアアアアアアンンンンンッッ!!!!
という破壊音と共に地面がえぐれた。対≪神秘≫製である壁にも少々のきずが生じた。
え、え、え、?!ちょっと待って冷や汗が止まらない、、、!!これってまずいんじゃないのかな!!
そうアタフタする俺の元へ小春先生が走って来るのがみえた。
「こらー!どうしたのーー!?紅羽くーん!!」
ぅうう授業初日も前途多難のようだ。
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はい!!いかがでしょうか!!
今回は紅羽がラーと憑依しました!!すごいねええええええええええええええ
しかもラーは女の子にもなれるんだって!!
にっちだねえええええええええええええええええええええええええ
ということで今回はここまで!!次回もお楽しみ!!
いいねフォローコメントまってるぜ!!バイバーイ!!
in・God-神々のいる世界ー あまみや @amamiya-fate
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