いつもいる人たまにくる人

 冒頭の場面がまず目を引いた。ああした地域につきものの(もちろん、全ての地域がそうではない。念のため) 狭隘なしがらみは、主人公のような人間からすれば一番突き放したい関係性だろう。
 図らずもそれが叶うきっかけが現れ、投稿活動にいそしむ主人公。あのタイミングでの来訪とは洒落ている。
 詳細本作。