中学と高校、どっちにする？

調理実習やりたーい！

　おそらくは楽しかった授業のかなり上位に食い込んでいると思われる調理実習。物語を作る時も取り入れたいということはあるのではないでしょうか。

　前提として、中学校も高校も家庭科は必須教科です。また学習指導要領で中学校は調理実習をやることが定められており、高校も実習を中心とした授業ということが決められています。ですので中学校でも高校でも調理実習は行います。

　そのうえで気を付けていただきたいのは何を作るか、ということです。

　どちらも気を付けていただきたいことは３つ。１つ目は火を通していない料理（生野菜サラダなど）は衛生上絶対に作らないということ。２つ目は小学校の家庭科で行っているので、ご飯は炊かないということ。３つ目は教材費の納入などの都合で５月上旬以降に調理実習を行うということです。

　中学校が舞台でしたら魚料理（ムニエルやホイル焼きなど）、肉料理（ハンバーグや生姜焼きなど）、野菜料理（炒め物など）、おやつ（プリンやパンケーキなど）が教科書で扱われているので参考にしてください。

　高校も上記のようなメニューが多いと思われます。

　また、高校は家政科以外は１年間しか家庭科を行わない学校が多いので学年をまたがって調理実習をしていると首を傾げられるかもしれません。