★
0
概要
僕は一体誰になってしまうのだろうか。
わたしが想いを寄せる霧山くんは、植物状態になってしまった。そんなとき、わたしは人魂に語りかけられる。「君に幸あれ。幸福は奪うものだ。なりたい人になれる能力を授ける」と。でもわたしは人の幸せを奪う気などなかった。だから、霧山くんの状態を体験したい。霧山くんになりたい。その気持ちが原動力となり、わたしは万が一の時に悔いのないよう、告白と経緯を書き記し、能力を使った。
僕が目を覚ますと、そこは病院で、寝ていたはずが立っていて、女になっていて……。突如として入れ替わられた僕、否、わたしには、どうやら人と入れ替わる能力があるらしいが……。メリットに相応のデメリットを受け継いだ、2番目の能力者のわたし(僕)こそが、この物語の主人公である。
僕が目を覚ますと、そこは病院で、寝ていたはずが立っていて、女になっていて……。突如として入れ替わられた僕、否、わたしには、どうやら人と入れ替わる能力があるらしいが……。メリットに相応のデメリットを受け継いだ、2番目の能力者のわたし(僕)こそが、この物語の主人公である。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?