10)ゆるっと他薦 その2(短編集、中・長編)
三月〜四月に読んだ作品 その二
ー短編集(連載中・順不同)ー
【砂田計々さん作/短編置き場(ジャンルいろいろ)】
ホラーから青春まで、ジャンルいろいろ。とても自然体で書かれているのに、その文章からかもしだされる気配がただものではありません。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888607835
【マスケッターさん作/四百字ファンタジー(略称)(異世界・ダークファンタジー)】
わずか400文字で描き出される物語の妙。1話1話しっかりとオチと余韻がついてくるのがすごい。毎日よくこれほどのアイデアが出てくるものです。うらやましい。←
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888726871
ー中・長編(完結済・順不同)ー
基本的に、完結済の長編は読了した作品ぜんぶ紹介したいと思います。長編はそういっきに何本も読めるものではないし、最後まで読んだというだけで十二分におもしろかったということなので。
【半藤一夜さん作/ハクスタジア(現代ドラマ/近未来/家族)】
サイバーセキュリティ小説コンテスト「マイクロソフト賞」受賞作。少年と少女と家族の物語。二転三転するストーリーと魅力的なキャラクター。『読む』のではなく『読まされる』感覚。16万字という文字数もまったく苦にならない。おもしろい! のひとことです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886252706
【無月兄さん作】
『妖しいクラスメイト(現代ファンタジー/妖怪)』
常人には見えないものが見えてしまう主人公の少女とクラスメイトの少年。彼らが背負う、おおきすぎる秘密と苦悩がリアルに胸にせまります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886255502
『妖しいアイツが見えなくなるまで【再編集版】(恋愛/妖怪)』
妖怪が見えてしまうがゆえに周囲となじめず、孤独に泣いていた少女にはじめてできた『友だち』とは――? 切なくてかなしくて、だけどとても力強い、やさしくてあたたかい物語。
(こちらは上の「妖しいクラスメイト」のスピンオフ作品ですが、こちら単体で読んでもまったく問題はありません。けど、やっぱりできればセットで読んでほしい。親子二代の物語をぜひ)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887253224
『初恋と幽霊(恋愛/幽霊)』
幽霊になってしまった初恋のお兄ちゃんと、もうひとりの幼なじみである霊感少年との、ちょっと不思議な恋模様。
この幽霊めちゃくちゃさわやかです。物語自体もさわやかで甘酸っぱい青春そのもの――! という感じですが、どんなにさわやかでも幽霊ですからね。どうしたって切なさは消せません。彼らの物語がどこにたどりつくのか――こちらはシリーズ第一弾で、現在続編も連載中。彼らの物語はつづいています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886240001
【無月弟さん作】
『咲かない花、叶えたい夢(恋愛/幼なじみ)』
少女マンガをそのまま小説にしたような正統派ラブコメディ。登場人物の名前とかエピソードタイトルとかタグとかね。ほんともう、お見事というかなんというか――お見事です。笑
また、こちらは番外編までふくめても37000文字ほどの中編なので、長編はちょっと……という方でもはいりやすいかと思います。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886755291
『眠り姫JKは目覚めを待つ(恋愛/コールドスリープ)』
難病のために14年間コールドスリープしていたヒロインと、彼女を気にかける同級生の少年の物語。題材の重さとストーリーのさわやかさのバランスが絶妙です。ちなみにこちら、わたしがカクヨムではじめて読み切った長編――という、超個人的な記念作になっております。笑
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887253702
『眠り姫JKだった俺の姉ちゃん(恋愛/家族)』
こちらは上の長編「眠り姫――」の後日談(10年後)のお話で短編ですが、ぜひセットで読んでー! ということで、一緒に載せておきます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887557271
……もう、わたし無月ご兄弟のファンてことでいいですかね。笑
最初に読了したのは弟さんの『眠り姫――』でしたが、お兄さんの『妖しいクラスメイト』を読みはじめたのもほぼ同時で、読了時期がずれたのは単純に話数のちがいでした。お二人とも文章が読みやすく、描かれているストーリーやキャラクターも魅力的なので長編も苦になりません。
と、思いのほか長くなってしまったので、きっと現在進行形で読者や応援や評価をもとめているだろう連載中の長編は、次回その三で紹介します。
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