09)ゆるっと他薦 その1(短編)

 三月〜四月に読んだ作品(例外あり)その一


 三月といえばKACですね。相当数読みました。☆だけ投入した作品も含めたらレビューもかなりしました。……ええ、候補が多すぎて選びきれません(笑)ので、KAC作品はすべて除外しましてのピックアップです。


ー短篇(順不同)ー


 まずは自主企画の同題異話三月号「また会いに来たよ」から何作か。


【薮坂さん作(現代ファンタジー】

 ほんのわずかな時間の、出会いと別れの物語。春と冬。冷と暖。そして桜と雪。ラストの情景がとっても素敵です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888741102

 ちなみにこちらの主人公佐藤くんは、同題異話二月号にも登場しています。がんばれ佐藤。めげるな佐藤。佐藤に幸あれ――!! どちらも単独で読めますが、三月号とあわせて読むとそう願わずにはいられなくなります(笑)ということで、読んだのは二月ですがついでにご紹介。

「それでもこの冷えた手が(同題異話二月号)」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888535234


【 泡沫希生さん作(???視点)】

 物書きさんなら誰でも一度は経験あるはず! そしてこの主人公(?)がね、もうほんとかわいい!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887567316


【吉岡梅さん作(現代ファンタジー)】

 三月号でいったん終了した同題異話。ラストを飾るのにぴったりな、とても素敵なお話。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888732026



 つづいて、四月からはじまった自主企画の同題異話SR「桜花一片に願いを」から何作か。


【竹神チエさん作(しっとりホラー)】

 じつはこちら、☆だけはいれたものの、レビューもコメントも残していません。なんでしょうね。しっとり深く感じいってしまって言葉がなにも出てこなかったのです。深く沈みこんでいくような美しさ――っていうんですかね。切なくて、とてもきれい。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889141844


【水沢ながるさん作(ホラーミステリー)】

美しくも恐ろしい。恐ろしくも美しい。ホラーとミステリーのバランスが絶妙です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889125261


【九乃カナさん作(キャラなき小説)】

 現代アートや現代音楽のような、現代小説を目指した実験小説その一。音と言葉に翻弄される感覚がとっても楽しい。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889207112



 ここからは通常(?)の短篇です。


【PURINさん作/さくらのドレス(童話チックな800文字)】

 子ども視点で描かれる、とってもかわいらしいさくらのドレスと大切な人への思い。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885506860


【Audience(L)さん作/学校帰りに悪魔の女の子を拾ったら願いを叶えてくれた(ホラーミステリー)】

最後の一文に心底ぞおおぉーっとしました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888697536


【無月兄さん作/その熱に焦がれて(恋愛/青春)】

 思春期の葛藤と甘酸っぱい恋模様。静かなようで熱い。まさに青春――!!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887142891


【無月弟さん作/喫茶店で甘い一時を(恋愛/フェチ)】

 甘い甘いあっまぁーい接客をしてくれるイケメン喫茶(ちがう)女性のツボをこれでもかとついてきます。そして主人公の女の子の脳内暴走がおもしろい。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888765888



 その二につづきますー。



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