錨の重さ

 母親の暖かみと少しばかりのお節介がじんわり伝わるご作品。新入社員に苦情処理をさせるとはなかなかに厳しい会社だ。
 しかし、そこで鍛えられる主人公は良き上司にも恵まれもたつきながらも順調に 羽ばたきつつある。突風や嵐に巻き込まれた時はあのペンダントがしっかりと主人公の居場所を固定してくれることだろう。