死ぬまでに自分が生きた証を残したいという理由から小説を書き始めました。海の底に沈んでいくように物語を綴りたいと思います。
悲しいお話のようですが、実は優しいお話です。お互いを思いやっているからこそ、そうなってしまうんです。短いけど考えさせられる作品です。
宇宙で命を落としたトムは、愛するカスミの元へ金属の球体の姿で帰ってきた。何故人型ではなく、そんな姿に?それは死んだトム本人が希望した事だった……。物語の最後に、きっとあなたもトム本人の深…続きを読む
あい。それは愛。されども哀。短いお話の中にドラマがある。素敵な作品でした!
僕は確かに僕だったし、それは君を繋ぎとめるには十分な存在だった。けれどもやはり僕は僕でしかなく、君は僕を僕として見るようになる。心は確かにそこに在った。でもそれは、僕のものであった。僕の…続きを読む
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