舞台は艶やかな宮廷文化栄える頃。桜を愛で、宴を催し、杯を交わし……そこに混ざる女性の正体は……?粛々とした文体に混ざる絶妙のコミカルさ。とってもハイセンスです。美しく楽しいお話です。
綴らなければ生きられない🍊🌸です。私の話が読みたいと言われる作家になれたら。 気軽に話しかけていただくと踊って喜びます。 カドカワBOOKSファンタジー長…
平安時代が舞台の、能が下地になった物語です。しかし、堅苦しい所は殆どなく、現代的なアレンジとユーモアにくすりとさせられます。そして桜の町の情景が非常に美しく、時を超えて桜が愛される理由がしっかり…続きを読む
この作品の元ネタとなっている「泰山府君」というお話を私は知らなかったのですが、楽しく読むことが出来ました。丁寧な背景説明と現代風にアレンジされたコミカルな会話で、平安時代に馴染みが無くても非常に…続きを読む
「泰山府君」。能の四つの流派のひとつ、金剛流にのみ伝わる曲です。作者は世阿弥とされていて、世阿弥といえば「秘すれば花」という言葉が有名ですね。美は内に秘めてこそ崇高になる。大切なことは隠してこそ匂い…続きを読む
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