葬られる前に美しく

西洋のスラムではないけれど少し寂れた街、もしくは日本の太陽の差し込まない路地。そんな雰囲気の作品です。言葉選びはとても美しくて、無駄に難しいこともないけれど普段簡単な言葉に甘えているのだと自覚させられます。優しく残酷な言葉がこの世にはこれほどあるのかと思わされました。
美しい詩集です。