Act.33.5『次回予告』

サクラ「また始まったぜ次回予告 けどいつも予告をしない予告」


ライカ「さくら……?」


サクラ「会話だけしてシメる予定調和 そんなワンパターンに革命おこすぜ今日は」


ライカ「どったのあいつ」


カナタ「なんか最近ラップにハマっているらしいよ」


ライカ「ふーん。下手くそだね」


カナタ「はは、言わないであげて……」


サクラ「おい聞こえてっぞコラこっち向けオイ ちょっとツラ貸せや覚悟Are You Ready?」


ライカ(う、うざい)


サクラ「いつもお前は口だけ達者 何かあると言い訳ばっか」


カナタ「ラ、ライカくん。あんまり相手にしないほうが……」


ライカ「はぁ……


    好き勝手言ってくれるね随分と ならとっくに済んでるよな準備運動」


カナタ「ライカくーん!?」


ライカ「これからお前を完膚なきまでノックアウト 泣いてここから去っていけログアウト」


サクラ「ギャン泣きするのはてめーの方 悔し涙のエンドウォー」


ライカ「なら白黒つけようぜ正々堂々 負けた方が今夜の飯を奢る」


サクラ「俺が買ったらピザまん100個だ こっちからいくぜラウンドワン!」


メリー「ドンツーパッ ドンツパッ ドンツーパッ ドンツパッ ドゥピドゥピ」


カナタ(メリーさんまで……ボイパで合いの手いれてる……)


サクラ「いい機会だから言っとくけどな てめーにはクレームが山ほどあんだ

    いらねーもん買うの今すぐヤメロ 積みゲー買ってくんのいい加減ヤメロ

    何でも欲しがる散財癖は 麻倉家ウチの家計の破壊兵器か」


ライカ「それは自分で稼いだ金だし あとでゲームもちゃんと遊ぶし

    君こそ家事すら手伝わないで 家ではいつもぐーたら三昧

    休日ずっとそんなんじゃ 腐って発酵してブルーチーズ化まったなし」


サクラ「チーズさんの何が悪いんだ屈辱 てめぇそれ本気マジで言ってんのか侮辱

    もういいてめーとはやってらんねぇ 上等だこんなコンビやめてやらぁ」


ライカ「そんなこと言ってホントに良いのかな ロケで一緒に登った飯野山いいのやま

    今まで苦楽を共にしてきた 思い出を捨てる勇気が君にあるか?」


サクラ「本気にすんな 冗談に決まってんだろ

    俺ってばいつだって I NEED YOU」


ライカ「そんなサクラにマジで感謝 あとで割り勘でピザまん食おうぜ」


サクラ・ライカ「イェア」


カナタ「なにこの茶番」





 次回『Vl.戦士たちの休息』





 CONTINUING TO XEXT EPISODE→

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

女双劇破ゼスマリカ・ゼクスト 東雲メメ @sinonome716

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ