その死の先にあるもの

『死』をテーマにした短編集です。
どの作品も、世界に対する重苦しい絶望と、それでも必死に生き抜こうとする人々の想いが切ないほどに伝わってきます。
どれも素敵ですが、自分は特に2つ目の『踏切エンドロール』が一番好きです。
踏切のあちらとこちらで悪霊と戦い続ける姉妹の、繰り返される別れの挨拶に胸を打たれました。
もっと沢山の方に読まれて欲しい作品です。

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