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終末バードウォッチングへの応援コメント
koumotoさんの作品を読み終えてゆく寂しさ…。このお話、とても好きです。勿論全部好きですし、本当は全部にコメントして回りたいのですが…(笑)自重しています。希望とは何だろう、と考えさせられました。贖罪の流星群、少し見てみたい気もします。神聖な雰囲気が漂っていて、心が休まりました。koumotoさんのお話はどれも、絵が美しくて、挿絵がある本を読んでいるような心地になります。
⭐︎追記です⭐︎
そうなのですね!機会があったら読んでみます。執筆は大変でしょうから、ご無理なさらないでください。霊視者のプロムナード、めちゃめちゃ面白かったです。とまた、追い討ちをかけるという…。(失礼、冗談です)沢山精力的に活動されて、とても消耗されたのではないでしょうか。しばらくゆっくり、なさってくださいね。
※koumotoさん…!芽むしり仔撃ち…!面白かったです…!教えて頂きありがとうございました…!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。いっぱい読んでもらえて、本当に感謝です。この話は、自分でも気に入っている方の作品ですね。作中の兄弟の雰囲気は、最近亡くなってしまった大江健三郎さんの『芽むしり仔撃ち』の影響がある気がします。断片的なイメージが浮かんで書き始めることが多いので、絵が美しいと言っていただけてとても嬉しいです。この短編集も止まっているので、また書きつづけていきたいですね。なんか同じようなことばかり言っていますが……(笑)。
追記
いえいえ、そんな大それたことではないというか、ただただ自分の怠惰ではあるのですが……。霊視者たちのプロムナード、タイトルも設定も気に入っているんですけど、もっと静かな小説に初めから書き直そうかなあ、なんて思っています。静謐な、淡々とした、霊視お散歩小説にしたい……なんて、こちらもいつになるのかわからない計画ばかり語ってしまいますが(笑)。怠けたり気まぐれだったりで申し訳ないですが、読んでいただき、言葉をくださり、本当に、感謝の念は尽きません。どれが先になるかはわかりませんが、続きを書いたとき、読んでもらえるだけで励みになります。ありがとうございます。
※『芽むしり仔撃ち』を読んでもらえるとは。好きな作品なので、とても嬉しいです。
放課後モノクロームへの応援コメント
自主企画「第1話を称える本棚」から拝読させていただきました。
「ぼくはぼくの生きられる空間を破壊するために、階段へと向かった。」
何とも悲しい宿命を背負った物語かと思いきや、鼻歌交じりに崩壊の景色を楽しむ主人公に人の理を凌駕する超然とした存在を垣間見させていただきました。
この度は企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。
悲惨といえば悲惨な境遇ですが、なんだか気楽さと呑気さが漂う主人公になってしまいました。
とても丁寧なコメントをいただけて、感謝です。ありがとうございました。
水鏡ナイトメアへの応援コメント
とてもロマンチックな作品だと感じました。
単に水面の向こうに別の楽園が広がっているというのだったらありきたりかもしれないですが、向こう側でも死に向かって落ち続けている……というのは地獄の責め苦の一種なのか、それとも天国のような感覚なのか、ちょっと想像が付きませんでした笑
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。水たまりって、好きなんですよね。綺麗で。それだけの想いで書いたような作品です。飛び降り自殺ってどんな気分なのかな、などとたまに想像しますが、落下が永遠につづくとしたら、煉獄みたいな気分なのかな、もはや楽しくなってくるのかな、などと変な方向に逸脱してしまいます。
空爆エンドレスへの応援コメント
koumotoさんらしい乾いた語り口が凄惨な世界をより引き立てていますね。
爆撃機をトンボと表現することが秀逸で絶望感をより掻き立ているいるように感じました。現代の戦争は殺す側のゲーム感覚、痛みの無さが残酷さをより加速させているように思います。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。自分が食べて、飲んで、寝て、ぼんやりと日々を過ごしているあいだにも、殺戮はずっと続いているんだな、などと考えることがありますが、その納得のいかなさを少しでも表現したかったです。無人機が民間人を殺害した、というニュースを見ると慄然としますが、同時に慣れてしまってもいます。慣れたくはないのですが。
編集済
踏切エンドロールへの応援コメント
『不思議な世界観』の企画に参加してくださりありがとうございます。
登場人物の二人の姿が脳裏に浮かび上がるようです。複雑な世界観と二人の心情の表現力に圧巻されました!
とても考えさせられましたし、面白かったです!本当に勉強になりました。
ありがとうございました。
エピソード名がどれも素敵ですね。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。奇妙な風景が脳裏に浮かぶような、そんな作品を目指しているので、嬉しいお言葉です。少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。エピソードのタイトルは、その作品の世界観を体現しているようなものをと願って、つけています。ありがとうございました。
骨壺ノクターンへの応援コメント
傑作ですね!今まで読んだkoumotoさんの作品の中で一番好きかもしれないです。
諦念を突き詰めた乾いた世界は、笑えて残酷でどこか痛快ですらあるような気がします。
むちゃくちゃな話と思う人もいるかもしれませんが、これこそが現実だと私は思います。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。どこまでも冷えた、乾いた心情に染められた世界を描こうとしました。あまり反応をもらったことがない作品なので、いちばん好きかもとまで言っていただけて、とても嬉しいです。自分なりの見方で、自分なりの現実を切り取っているつもりなので、少しでもそれが伝わったなら本当に嬉しいです。ありがとうございました。
影踏みイノセンスへの応援コメント
すごい世界観だな、と感心するばかりです。どこからこういった発想が出てくるのでしょうか?
「影」はkoumotoさんの作品によく出て来ますね。koumotoさんにとって重要なテーマなのでしょうか?
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。発想は……自分でもよくわかりません。あまり現実に居場所を感じないので、ゲームや物語のなかに居場所を探して、自分でも妄想してしまう感じです。
影は、好きですね。顔がないところや、無機質な雰囲気や、黒い色などが。こんなに作品に登場するとは、自分でも予想してなかったです。自分は影みたいなものだな、とかよく考えてしまうからかもしれません。
夕立ちシリアルキラーへの応援コメント
企画で来ました。なたこです。お気に召さなかったら削除します。命というものを生々しく、鮮やかに書かれている詩のような文章は、世界観に陶酔させてくれます。予知って良いなぁと思いつつも、先が見えなくなった瞬間って恐怖のどん底ですよね。先が見えることと見えないこと。どちらが良いのかを考えさせてくれました。哲学的なアプローチが得意なんだなと思いつつ、楽しく読ませていただきました。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。世界観に陶酔、とは嬉しいお言葉です。いきなり未知に放り出される恐怖を、初めて味わうのは辛いでしょうね。少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。コメントありがとうございました。
終末バードウォッチングへの応援コメント
彼らを作った者は、なぜ彼らにそんな…まるで人間のような感情を与えたのでしょうね?
他にも色々問いを読み取れそうな気はするのですが、そんな問いに還元してしまうのが野暮なくらい美しい作品だと自分は感じました。
koumotoさんの作品は何度も読み返したくなるものばかりです。(実際にはほとんど読み返せていませんが……)もっと多くの人に読まれるべき才能だと思い、応援しております!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。創造者の意図はわかりませんが、生み出されてしまった存在は、ただただ懊悩するしかないのかもしれません。なぜなのか、創造者もわからないのかもしれません。
この作品は、自分では愛着を抱いていますけど、コメントをもらったことはなかったので、感想をいただけてとても嬉しいです。応援ありがとうございます。広く読まれてもらえるとしたら、とてもありがたいことだと思えますけど、「ひたすら少数の者たちのために手紙を書くがいい」と好きな詩人も書いていたので、一人でも読んでくださる方がいるなら書き続けたいです。励みになるお言葉、感謝です。ありがとうございました。
探偵チェックメイトへの応援コメント
koumotoさんの作品の中ではとてもポップな作品という印象を受けました。比較的場面転換が多かったからかもしれませんし、最後の少女たちが遊ぶ姿にどこか希望を見たのかもしれません。
残りの命がどれほどであっても、生きている側から見た死は不変だな……というようなことを時々思います。人格を乗っ取られた彼の死は恐怖にまみれ、とても苦しいものだったでしょう。安らかな死を願う気持ちもよく分かるような気がしました。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。この探偵はもしかしたら、自分が描いた登場人物のなかでいちばんポジティブな人間かもしれません。生を肯定しているというか。それがポップな印象につながっているなら、ありがたいです。作者は気に入っているので、いつかまたこの探偵の話を書くかもしれません。ありがとうございました。
空爆エンドレスへの応援コメント
心が静かに抉られるような、静謐な痛みを孕んだ素晴らしい作品ですね。
句点によって紡がれる言葉が、感情とは少し離れたところで淡々と語られている物語のような感触となっているのも面白いですね。
だからこそ惹き込まれたようにも感じます。
目に見える暴力より、目に見えない静けさを纏った暴力の方が今の世には飽和するくらい溢れているのでしょうね。
そして自分も知らないうちにその内の一人になっているのだろうとも思ってしまいました。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます、雨音さん。
どう反応していいのかわからないような、現実感を喪わせるような痛みを表現したくて書きました。
「ぼくはぼくのこころがゐないあいだに/世界のほうぼうで起ることがゆるせないのだ」
好きな詩人がそう書いていましたが、見えない場所で行われている暴力や不条理は膨大すぎて、どう考えていいのかわかりません。存在しているだけで加害者のような気もしてしまいます。
なんだか長々とした返信になってしまい、すみません。コメント、ありがとうございました。
夕立ちシリアルキラーへの応援コメント
なかなか余韻から抜け出せなくなるほどに、今回もすごく引力のある作品でした。
怖いくらいに素晴らしかったです。。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。この話は、けっこう前に書いた話ですけど、すごく楽しんで書いたおぼえがあります。陰惨な話ですけど……。楽しんでもらえたなら嬉しいです。
踏切エンドロールへの応援コメント
心をぐっと掴み、物語の世界の中へ引き摺り込まれました。
三玲と千景やあの踏切にケルベロスと呼ばれている生物、二人が闘っている様や話している様をすぐ側で見ているかのような心地でした。温度や湿度すら感じられるような。
その境遇故の心の強さ(強さだけではないだろうけど)が滲み出ていた三玲の言葉に、なんだか背中を押されたような(むしろ叩かれたくらいな。笑)心地です。
またまた素敵なお話でした。
読めて良かったです。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます、雨音さん。
こちらの作品まで読んでいただけるとは、感謝に堪えません。気の向くままに夢に遊んでいるような作品ばかりですけど、少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。丁寧な感想、ありがとうございました。
夕立ちシリアルキラーへの応援コメント
自主企画から訪問させていただきました☆
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054894638411
とりあえず、三篇拝読いたしましたが、どれも面白かったです。
短編集ということですが、墓碑銘と名付けられていたせいか、どのお話も彼岸の世界のような幻想的な世界が特徴的でした。
特に印象的だったのは三話目の夕立ちシリアルキラー。
予知ができるキャラというのは多くの小説に登場しますし、私も憧れる能力ですが、実際に未来のことが全て既知になってしまったら……確かにそれは、なんの感動もない人生になってしまうかも?
そんな風に考えたことがなかったので、殺人鬼の心情はとても興味深かったです。
耽美的な情景描写と共に、登場人物の心を深く抉っていくような心理描写も素晴らしい三作でした。
他の方の作品も順次拝読している最中なので、一旦ここで失礼させていただきます。
定期的に同様の拝読企画も開催しておりますので、見かけたらまたお立ち寄りいただけましたら幸いです!
この度は、ご参加頂きありがとうございました(๑╹◡<๑):.。+゚
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。
どれも陰鬱で暗い話なので、少しでも楽しんでいただけたなら、ほっとします。予知能力は、本人にとって呪いではないかとずっと思っていたので、自分なりに表現してみました。
企画に参加させていただき、ありがとうございました。
踏切エンドロールへの応援コメント
初めまして。自主企画から拝読させていただいたのですが、この物語に心を撃ち抜かれました。とてもこの短編が好きです。カクヨムで今まで読んだどんな短編より好きです。千景は、三玲は、どんな思いで何度も何度も別れの挨拶をしてきたのだろうと想像すると胸が苦しくなりました。二人が救われる日は来ないのかもしれませんが、3度目の、あるいは千回目の死の先で、二人が一緒に笑えていればと願ってやみません。本当に素晴らしかったです。ありがとうございました。
作者からの返信
初めまして。特に反応をもらったことのない作品なので、読者にはあまり魅力的ではないのだろうな、と考えていました。過褒ともいえる賛辞をいただいて、びっくりしています。とても嬉しいし、戦い続ける二人も報われます。丁寧に読んでくださって、ありがとうございました。
踏切エンドロールへの応援コメント
名前に込められた意味を知った時、思わず唸ってしまいました…。
死者を運ぶ列車が通る踏切を守る、質と量で分かたれた二人。
この二人が三人目と六百六十七人目に至るまでどんな戦いが繰り広げられてきたのか。その先に待つものとは…。
想像が掻き立てられるとてもいいお話でした。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。断片的な、夢のような場景ですが、余白から想像を喚起してもらえたら、と願って書いているので、とても嬉しいお言葉です。少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。