<あとがき>

 これにて、『ダンジョン街のヤブ医者』は完結です。

 ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

 途中何度もくじけそうになりましたが、どうにか無事終わらせることができました。

 いたらない点も多々あったと思いますが、そこらへんは軽く流してください。


 この話を書きはじめた当初から、クライマックスはインフルエンザでいこうと考えていました。(作中及び章タイトルでは、インパクトとわかりやすさ重視で“パンデミック”としていますが、正確にはエピデミックが正しいようです)

 ダンジョン街という舞台を活用するナイスアイデアと自画自賛していたのですが……世の中とんでもないことになって、頭を抱えました。

 どこかにいるであろう地球のヤブ医者(誉め言葉)が、解決してくれることを願っています。


 一応設定は考えてあったので、もったいないから最後のほうにちょろちょろっとはさんだ世界の謎的な話を補足しますと、

 この世界は高度に発展した別次元の文明社会に介入されています。彼らの目的は、進化の袋小路に陥った自文明の再発展――そのために他次元の世界を意図的に発展させて、文明の交流発展を目論んでいます。

 ただ介入がすぎると、この世界の独自性が失われますので、管理者による間接介入という形で監視しています。

 数ある管理者はダンジョンを作ったり(人間が探索可能なモノは少ないが、世界中にあったりします)、適度な闘争本能が文明発展につながるということで外敵となるモンスターを配置したり、別世界から文明発展に関わる人間(死亡直前の状態をコピーした人造人間で、実は転生とは違ったりします)を連れてきたりと、いろいろやってます。各管理者の連携はあまり取れてません。

 こんな感じで考えていたんですが、この物語は世界の秘密を解明したりすることはないんで、どうでもいいですね。


 とにもかくにも、これで終了ということで、次の作品を書きはじめてます。

 発表がいつになるかわかりませんが、そっちも見てもらえたら幸いです。

 どうか、よろしくお願いします。


※間違えて先に更新しちゃいました、ごめん。

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ダンジョン街のヤブ医者 丸田信 @se075612

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