ひとり暮らしで一番怖い時間は、わたしもシャワーを浴びてるときでした。特に髪を洗っているときは両目を瞑っていますし、とにかく無防備で不安でした。そんな時期を思い出させる、地味だけど怖いお話です。
第6回カクヨムweb小説コンテスト恋愛部門へ「蔦の神妃 - 蒼玉月に呪われた聖女、あなただけの騎士に」で参加しています。 その他「神々への鎮魂曲」「覚トリ」で…
一人でシャワーを浴びるという設定で、身近であることもあり不気味です。緊迫感のある文章に心臓が高鳴ります。
そんな不安を抱かせる、良質なホラーでした。丁寧な語り口で、しかし多くを語っている訳ではないのに臨場感たっぷり。スクロールする度に恐怖は増していきます。今夜のお風呂、気を付けて?
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