愛、悲しみ、苦しみ、といった人間らしい感情をアンドロイドが持ちうるのか?答えはイエスでもあり、ノーでもある。翻って、人間らしい感情とは何か、と考えてしまう作品でした。
クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。最近は、仏教とキリスト教の関連について研究しています。それと、猫の動画を見て、ホッコリするのが好き。
人間の残したものも、白いホコリも、何もかも等しくただ存在するだけの世界愛を知らずともこの世界に興味を持つことはできるかもしれないそしていつかこの世界を愛せたら、同じように誰かを愛せるかもしれ…続きを読む
廃墟と化した、人類滅亡後の世界で、アンドロイドの少年は何を思うのか。そこにあるのは、残像と記憶、そして遊ばれることのなくなった玩具。もの悲しくも、美しい世界観です。
ストーリーとして何がどうという話ではないんだけど、ただひたすらに、すべてが美しい。たまーにこういう美しいものと出会うことがあるから、WEB小説というものもやめられない。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(274文字)
もっと見る