また誰かを好きになりたい、と思わせてくれる作品

小説をとても久々に読みました。
独り身ということもあり読むと羨ましく、なんとなく寂しくなってしまうので恋愛小説自体避けてきましたが、Twitterで気になり。失礼ながら最初は「こういうの読んで、羨ましくなってどーせ自分は恋愛できない、とか思って途中で読むのやめちゃうんだろな」と期待せず読み始めました。70話一気に読んでしまいました。

好意から恋に至るまでの心の動きや、嫉妬心、、とにかく主人公の心の中が丁寧に、かつ綺麗な言葉選びで描かれています。気づけば主人公の恋を応援していました。

誰かを好きになるという感情、そしてそれが嫉妬心というものも含めて、綺麗で、いとしく、尊いものである、ということを思い起こさせてくれました。また誰かを好きになりたい、そう思わせてくれた作品です。