あの雪女とおつうがこんな人生を歩んでいたとは…!という驚きと、御伽警察のモフモフ感と、優しさに溢れたお話です。美味しそうな食べ物、可愛くもどこか渋い(カッコいい!)動物たちなど、作者の魅力を存分に楽しめます!
まったりとした昔話感もそのままに、不思議にミステリーへと昇華。刑事さんたちも賢いのかマヌケなのか、いかにも昔話に出てくるすっとぼけキャラを再現した感じで微笑ましい。思いがけない事件の真相と、「チ…続きを読む
御伽噺って如何様にもアレンジできる素材なんだ、と言う好例です。この作品の雰囲気って…と思案してたら、auのCMを思い出しました。あんな感じです。御伽警察のキーワードで次々と続編が上梓(?)されそ…続きを読む
悪を悪として捉えず、それどころか人を人としても描かず、もっと言えば世界の常識を斜に構えて鼻息で飛ばすくらいの姿勢で書かれているのが最大のポイントであり魅力。軽いタッチで書かれてはいるけども、奥に…続きを読む
猛吹雪に見舞われる尾根を歩く若者――。と、日本の昔話ならではのどこか仄暗い気配がしっとりと漂う序章から一転、第1話では、カフェにて女子トークで盛り上がる二人のヒロイン、「鶴の恩返し」のおつうと「雪…続きを読む
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