個人的に主人公の語りが好きです。静かで、さらりと読み続けられました。とても文章が上手で羨ましいです。どこにでもいそうな登場人物たちの大学生活ですがその文体もあいまってか、なんだかずっと読みたくなります。まるで覗き見をしているような気分にもなりました笑
カクヨム初心者。 まだまだ勉強中です。
一人称で淡々と進む大学時代に、時偶、急勾配の坂を登り、下り坂を滑り落ちるような小学生時代が挟み込まれているストーリーです。 難読漢字や言い回しがインテリ然とした雰囲気を出しつつも、年相応の粗暴…続きを読む
※普通のレビューは、他の人におまかせしますよよよ。光蟲君という生涯の友との出会い。呼吸するように毒を吐く光蟲君との掛け合い、何気ない会話こそがこの小説の魅力・・・だったはず。(企画段階では)…続きを読む
漫然とした大学生活。暗いトンネルから抜けることができない小学校時代。不思議と重苦しさを感じさせないのは、上質な文章と、良い効果を出している難読漢字、瑞々しい自然描写、時折入り込んでくる友人との喫…続きを読む
幼い頃、担任教師からの暴行や、高校生活での失敗から、どこか何に対してもイマイチ本気になれない学生、池原悦弥。 囲碁と茶道のサークルに属するものの、双方とも中途半端にこなすだけで、流されるまま流れ…続きを読む
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