第42話 あとがき

佳乃夏美(以下夏美):出番が少ない。いや、全然ない。何を考えているんだ? この馬鹿作者は?

佳乃翠(以下翠):暴力沙汰の多い夏美姉さまはともかく、天才美少女ハッカーである私が活躍できないなんて有り得ません。

夏美:そんな設定だったの? 元キャラはそうだったけど。

翠:そうなんです。彩花様のハッキングは全て私がお膳立てしています。監視カメラ映像の入手なども私の功績です。

夏美:なるほどなあ。高三の彩花嬢があんなに見事なハッキングするのは不自然だったし。しかし、中三の翠が天才ハッカーって設定も非常識なんだが。

翠:それで良いんです。私たち三姉妹は絶対防衛兵器のインタフェースなんですから。

夏美:そういう事だ。私のパンチは戦車の複合装甲も貫通する。

翠:その馬鹿力は徹甲弾並ですねえ。

夏美:馬鹿力……否定はしない。

翠:あ、何の事か分からない人はこちらの作品を参照してください。


「俺の愛しいアンドロイド……侵略宇宙人に立ち向かう最弱主人公と美少女アンドロイドの物語【リメイク版】」

https://kakuyomu.jp/works/16816452220347935345


翠:私たち三姉妹はこちらの作品ではほぼ無敵なんですよね。

夏美:そうだ。第40話の椿姉さんの台詞「骨が残るなんて思わない事ね」ってのは事実で、あの人が本気で怒ると骨どころか魂までも消滅してしまうという……。

翠:恐ろしいわね。ところで夏美姉さま。何か忘れていませんか?

夏美:何か? はて、何だろう?

翠:これは「あとがき」なんでしょ? だったら言う事があるんじゃないですか?

夏美:そうか。忘れてた。「あとがき」だった。

翠:です。

夏美:最後まで読んでいただいた皆様。どうもありがとうございました。

翠:適当な作者が適当にでっち上げた長編でございますが、楽しんでいただけたでしょうか?

夏美:まあ、SF要素、ファンタジー要素を排除した現代ドラマベースのラブコメ作品となります。実は、あの馬鹿作者が苦手としている分野でもあります。

翠:苦手なんだ。

夏美:だろうな。何かエイリアンとかモンスターが出てきて「うりゃああ!」ってバトルして大勝利でハッピーエンドが得意だから。

翠:そんな単細胞野郎の馬鹿作者が、SF要素とファンタジー要素を入れない長編として挑戦したのがこの作品だったのです。

夏美:適当に書いてたんで章立ても考えてなかったし、どう落とすかも考えてなかった。

翠:あのラストはないよねえ。「神様助けて」だって。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

夏美:だよなあ。ま、アレは作者的に「気が向いたら続編を書きます」って事らしいから。

翠:興味がある読者様は応援メッセージを下さいね。

夏美:馬鹿作者に続きを書かせますから。

翠:緋色を巡る美少女五人の争い、恋の争奪バトルになります。

夏美:どちらにしろ、私たちが活躍する場面はなさそうだなあ。

翠:残念ですが。

夏美:じゃあな。

翠:さようなら。


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弟君と呼ばれたい。 暗黒星雲 @darknebula

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