古い文体で描かれる戦時中のお話。個人の力では抗うことの出来ない荒波に翻弄された人々が、必死にその生を全うする様子が胸を打ちました。「灰が埃に取り代わつた頃」この、表現がとても心に残りました。
折角様々な方に駄文をお読みいただける素晴らしい環境があるため、色々なジャンルの短編を書いてみようと現在画策しております。まずは目標であった短編10作品は無事…
もっと見る