なつ色のふみ

作者 佑佳

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★★★ Excellent!!!

あまりに素敵すぎて、時間を忘れて一気読みしてしまいました。
物語の「色」と「香り」が本当に素晴らしい。
淡いピンクだったり爽やかな水色だったり、瑞々しい緑だったり、頭の中にキレイな色がたくさん浮かんできました。
文章にも、「素敵な描写だなー」と思わせるの箇所が何度もあり、とても良い読後感で暫く現実に戻れそうにありません。
素敵な小説を読ませて頂きありがとう、と作者様には感謝の気持ちでいっぱいです。

きれいな青春小説、と形容するにはあまりに陳腐ですが、本当にきれいなので是非ご一読頂きたい作品です。

★★★ Excellent!!!

ちょっと不思議な雰囲気の「彼」と、ちょっと照れ屋な「私」の物語。
中学生がみせるこの青臭さ、青春さといったら糖分マシマシです。こんな学生時代を送りたかったな……そう思わせてくれるはず!

この物語は、とてもカラフルでした。キラキラとした淡い恋の色が、夏の景色に溶けていきます。二人の笑った顔が、その風景が、頭の中に浮かんでくるのです。

冒頭だけで満足するのはもったいない!
中盤まで読んでくれれば、きっと最後まで目が離せないはず。
なぜならば私がそうでしたからね。

★★★ Excellent!!!

結婚式の当日、純白のドレスに身を包んだ香織が一枚の手紙を読むところから物語は始まり、その手紙を読み終えた香織はふと雨の日の図書館で出会った一人の男の子との思い出を回想する、と言う形で物語は進んでいきます。

私の表現力ではこの物語の素晴らしさを上手くお伝えすることが出来ないのが残念ではありますが、とても読みやすく、心にスッと溶け込むような技術は素晴らしいの一言です。

今と言う結婚式、昔と言う思い出、それを繋ぐ手紙。
気付けば直ぐに、その世界に引き込まれていることだと思います。文字数も程よく、一度に読みきってしまうのではないでしょうか?

手紙を捲る度に思い出される青春のひと時を全て読み終えた時、私はもう一度この「なつ色のふみ」を読み直しました。
すると、一度目に読んだ時とはまた違った景色を見つけることが出来ました。その時、ああ、素敵だなと素直に思ってしまいました。

きっと二度読みたくなるこの素敵な物語を貴方も読んでみませんか?