世界と彼女の位相差、あるいは空の赤さと魔法少女
烏丸 凛太郎
プロローグ
「世界の創り変え」
時に創作物の世界の中の主人公が、みっちもさっちもいかない状況の中でやってのける強行打開策。ご都合主義とも取れるような神にも等しい力で元と違う世界に創り変える。全く違う世界にするか、ほんの少しの改変かは色々あるにせよ、多くは悲劇的未来の回避が目的だ。
往々にして改変後の世界でほとんどの人はそれに気づかないし、実行した本人の記憶が消えているなんてのもある。もしかしたら僕等の住むこの世界も知らないうちに改変されているかもしれない。けれども平時からその可能性を疑うことなんてありえない。普通は。
「君はさ、時間軸に対する事象の連続性の不確かさを考えたこととか…ある?」
しかし、昨日までなんの変哲も無いクラスメイトだった「彼女」は僕にそう問いかけた。
どうしようもなく根拠のない推論。でも当たり前の日々の中にちょっとくらい非日常が紛れ込んだっていいじゃないか。
これは、世界を救ったかもしれない「彼女」に関する考察とその備忘録。
世界と彼女の位相差、あるいは空の赤さと魔法少女 烏丸 凛太郎 @zawa2supersonic
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。世界と彼女の位相差、あるいは空の赤さと魔法少女の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます