消えた牛乳を追え! 探偵見習いの少女が謎に挑むほのぼのミステリー。

学校帰り、天海燐菜はいつものように「ししょー」の探偵事務所に押しかける。
低身長を気にし……いや、牛乳好きの燐菜は毎日牛乳200ミリリットルを飲むという習慣をもっており、そのために事務所の冷蔵庫に牛乳をストックしているのだ。
ところが、冷蔵庫の扉を開けたとき、牛乳は忽然と消えていた。
牛乳の行方を推理してみろと提案する「ししょー」。燐菜の謎解きが始まる!

……という筋書きの、実に平和なミステリー短編です。

天然JKの燐菜と、ツンデレおじさんの「ししょー」こと山野のかけあいが楽しい。
心がほっこりする傑作です。

この二人の話、もっと読みたいと思ってしまいます。