静かな狂気に魅せられるダークな作品

物語中に宗教が出てくる作品は数多くありますが、物語の中心が宗教の作品は初めて読みました。
幸せや平和を望む一方で、客観的に見れば狂っている陰の一面。
ダークファンタジーは暗い世界観が強い印象でしたが、この作品は強い光にくっきりと残る濃い影を見つめているような感覚でした。
こういう小説もあるんだ、新たな発見になりました。

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