これぞ伝奇だと膝を打つ胡乱さ

地に足についた導入からはじまり、そろそろ、そろそろとフィクションのボルテージが高まっていく歴史伝奇小説。ありそうなことだな、ありえなそうなことだな、と半信半疑な気持ちで読み進めるうちに物語世界に引き込まれていく。

そして着地点ではまたしても……。

これぞ胡乱! 「っぽい」伝奇小説を読みたい大人の読者におすすめの逸品です。

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