繊細に織り上げられた布地のようです

懐かしい地名や商品名に惹かれて、という出会いでした。中盤を過ぎるまでは、そのままだったと思います。
しかし、ネタバレになるので書けないのですが、そこからの展開に心を掴まれました。
私ごとですが、現在生死と向き合う身として、優しく包まれた感があります。
まほろば堂、ありがとう。
今、辛いことがない方でも、ぜひお読みください。読んだ記憶に、いつか救われるかもしれません。