第3話 ドラえもんのような話1

僕の妻は純粋で無知だ。

純粋で無知な部分がまた、職場で

皆さんに可愛がってもらっている

理由の一つでもある。


妻は、物事を感覚やフィーリング、

ニュアンスで記憶することが多い。

それゆえ、自信たっぷりに

知っていると認識しているが、

間違いが多い。


うちでは、このようなドラえもんと

のび太君の話のような展開がよくある。


それは、妻が自宅に帰ってきた瞬間

妻「ねぇーー、聞いてよーーーー!」


僕「どうしたの?」


妻「先輩にこーゆわれたんやけど、

どっちが正解ーーーー???」


僕「なにが?」


妻「今日ドラえもんの話したんやけど、

こんにゃくコンニャクよね?」


僕「…. 翻訳コンニャクのこと?」


妻「それ。みんなに散々イジられたー、

また騙されてるはず。

絶対こんにゃくコンニャクで

覚えてるもん!」


僕「いや、今回は騙されてないよ。

翻訳こんにゃくが正解。

食べると翻訳ができるコンニャクって

ことで。」


妻「じゃあ、まごにも衣装は?」


僕「それも?」


妻「今日まごにも衣装って言われたんよ。

で、はい?どういう意味ですか?

普通、孫には衣装着せるでしょ!

私が孫のように若いってことですね?

って言ったら、いや、いいわ。

後で調べてみてって言われたんよ!」


僕「今日オシャレだからじゃない?

まごって孫じゃなくて、馬の子って

意味なのよ。ことわざで。

子馬も衣装着ると立派に見える的な。

本当の子馬のことを言っている

訳ではないんだけど…


まぁ、日頃はそうでもないけど、

オシャレすると綺麗だねって

言われたってこと。

バカにされてる要素もあり、

褒め言葉でもある感じかな。」


妻「なんか、そんな感じだったー。」


というような話がよくあります。

まぁ皆さんに可愛がって頂きつつ

イジられながらでも、今後妻として

成長していくといいなぁと感じながら、

面白くて楽しんでいる僕がいるお話でした。

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僕の妻は破天荒 ヨロズ ショウ @tksee182

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