推しが世界を照らし、今日も生きていける。

テンポの良い文章で進む、少し不思議系の落語パロディな短編です。
死ぬほどつらいわけではないし楽しいこともあるんだけどやっぱり生きづらい社会人女子、の生活が丁寧に描写されているので共感できる人も多いのではないでしょうか。
ミーハーな趣味を持っている主人公のファン心理を絡めた結末は明るく、読後感も爽やかな素敵な作品でした。