話数は少ないが、一話一話の内容·描写が濃く、妹の心の成長も見られる物だった。最後、兄の描写が詳しく書かれていないことで最後の最後まで引き付けられる作品だった。
現代ファンタジー物を書いています 不慣れではありますが、少しでも暇潰しになれば……! 『領域を統べる英雄譚』現在リメイク制作中
独白という形で語られる、一人の女魔道士の物語です。幼い頃より兄から虐待を受けて育ったチェントは、ずっと兄に怯え、自ら考えることも放棄して生きてきました。しかしある日、敵国にさらわれた彼女の運命は大…続きを読む
まだ何も知らない怯えていた自分から、復讐者へ。悲しいわけではなく、そうするしかなかったという必然性には共感が出来る。憎しみもすれ違いもなければ、悲劇も起きなかったのかもしれない。けれど、…続きを読む
チェントとヴィレント、兄妹でありながら――憎しみ合う運命にあった。 幼い頃に植え付けられた恐怖と、他の人から与えられた真っ直ぐな愛情――それは、チェントの運命を大きく歪ませ、そして二人の運命が、戦…続きを読む
重いテーマながらも、不合理や不条理ではなく必然によって物語が進んでいくので、気持ちよく読むことが出来ました。二人の兄妹のぶつかり合いの果てにあるものは何なのか……重い感情と感情のぶつかり合いが好き…続きを読む
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