少女たちは、自らの意志で、生き方を選んだ。

十歳のリーリヤは、公衆便所を住処とする浮浪児。
美男美女の両親をマフィアに殺された彼女は、
自らの美貌はいずれ災いとなると理解していた。
外国人の少女との出会いが、運命を変える。

外世界から侵略者が襲ってくる近未来。
対抗できるのは、ワルキューレ因子を持つ少女たちだけ。
……の、はずだった。
別作品(連載中)のスピンオフなので、
この数年後のリーリヤの姿は知っています。
あっちの彼女の喋り方はイライラしますが(笑)。

頭が良くて強かで、どんな汚い手を使ってでも、
自分の生きる道を自分で切り拓いていける少女は格好いい。
十歳でここまで賢くならざるを得なかった生い立ちは不幸ですが、
自分が選んだ道に関しては全く後悔しなかったはず。

一人の少女が、もう一人の少女と出会って、
アイドルになることを決意したお話。
面白かったです。

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