みんなが仲良しなさいわいの国。けれども、その国で、小さな悩みを抱える女の子が出逢ったのは―――。ほっこりする癒しの物語。ぜひご一読を。
淡々と独特の口調で語られるやさしい物語。読んでいるうちに、物語のやさしさの一部なって心がやすまるような気がしました。
読んだお話をみんなで語り合っても楽しいし、ひとりで物語の世界に浸るのも楽しいですよね。このお話は、読書を愛する世界の、口下手な女の子と、ある鳥さんのお話です。読書が好きな方は(カクヨムに来てる方はみなさん好きだと思いますが)いろいろ共感できるところがあるのではないでしょうか。描写が素晴らしく、その世界観にも浸れて、ほっこりできるお話です。
多少皮肉っぽい使われ方をしているようにも感じられる「さいわい」が、本当の「さいわい」に変化する、転換後のラストシーンが印象的でした。心穏やかで、幸福そうなその姿を描く言葉が、読んでいるだけで沁み込んでいくようでした。
イライラした時に読むようにしています。和みます。癒やされます。メンタルヘルスにとても良いです。是非ご一読を……。
みんなさいわいであることはいいけれども、一人が好きなさいわいだってある。私だって、ぼっちが好きな時がある。そんなことがあるってことで共感しました。
一枚の絵画を眺めるような素敵な世界でした。綺麗…!
読み終えた後に、癒しのような、ほっこりとした気分になりました。文字数も3000字ですし、読みやすいです。忙しい方や時間があまりない方に是非オススメしたいです。美しかったです!
これはもう、「美しい」の一言に尽きます。全体の構成も素晴らしく、作者様、いったいどんな方なのだろう……と、これから作者様のページを探検予定です。
どこまでも、さいわいな話。綺麗で温かくて、でもちょっと窮屈なのかな?それでもやっぱり、さいわいの国は今日も、穏やかなのです。