2020年度上半期推し作品
まずは宣伝がわりにこの時期の自作の掲載状況。
「僕のカノジョはエージェント」(14話)
二人の歩む道 29.もう戻れない から
番外編 75.生涯でただ一度
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894667859
作品完結。
本編:紗由奈と一緒にいるために僕が選んだ道は。
番外編12話。本編で使わなかったお題で様々な視点の様々な小さな物語。
「翳を成す光と闇」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887386329
16 特別な日(1話)
深夜に章彦の部屋を訪れたのは養父の和彦だった。突然の訪問の目的は。
18 愛なれど、愛なれば(5話)
護衛対象者と半年間同居することになったエリー。
「暗いアオハルの冬、淡いギンハルの夏」(1話)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896574049
カクヨム2020夏物語参加作品。ギリギリセーフ♪
25歳で別れた元カレと、25年ぶりの再会なるか?
「かつて愛した女性は異世界に転生してとんでもなく強くなっているらしい」(2話)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896784265
アリアンロッドRPG2Eと拙作のコラボ。完全身内向け。
うちよそならぬうちうち作品。
おまけとしてディアナのデータを軽く紹介。高レベルビルドの一つの例として見ていただければ。
「ひかりのにわ 掌編集」(2話)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880613370
夕焼け街の黒い男
Twitterのフォロワーさんの夢を題材にいただいたサイコホラーっぽい作品。
真夏の夕方の街で、包丁を持った男が追いかけてくる!
真夏の世の幻?
秋のホラー企画に参加した作品。タイトルは真夏だけど(笑)。だって暑かったし。
体験談の微ホラー。
「キワモノと呼ばないで」(3話)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883599249
水瀬神奈、赤城紗由奈のプロフィール
神奈はしっかりとプロフィールを作ってなかったので、キャラ発案者のダンナと改めて考えてみた。
ブラコンだけど、悪人許すまじの信念は兄に注意されても曲げない。
紗由奈も、最終話を書くにあたって煮詰めた感じ(笑)。なくても書けてたから。
ドキッ☆湯煙に潜む暗殺者 ポロリもあるの?
「摩天楼の翳」ROUND3の旅行シーンのパロ。温泉でのドタバタを書きたかったので満足である。
「に×3=同盟の慌ただしい十日間」(6話)
01 同盟結成 02-2 誘拐だぞっ(最新話) まで
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894050730
新作。極めし者シリーズ05。
高校生男女と小学生男子の交流と戦いの十日間。
物語はあと数日分長いけどね(笑)。
「可愛い猫には」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922669006
「5分で読書」短編小説コンテスト参加予定作品。
通学路で見かける可愛い猫達。とりわけ可愛いのは白い子猫のシロちゃん。
写真とか撮りたいのに、逃げちゃうんだよね。
それでは推し作品の紹介。
月別はその月内に完結した、あるいは読み終えた作品からの一推しを、長編作品は期間内に読み始めた作品の中から今後を期待する作品を選んでいる。推し新規長編作品が次々完結して紹介が2作になってしまったが下半期はカクヨムコン6があるのでたくさん推し作品が新連載されると期待している。
2020年4月
「なきごえは、おともなく」 文月 煉さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896023797
普通に生活している中学生。友達と話をあわせて、適度な距離を保って……。
しかし友達の好きな女の子がメル友になってくださいと言ってきたことから歯車が狂いだした。
大人と子供のはざま故の不安定さが集まる学校という集団の中で、実際に起こっていても不思議ではない話。
重い話だが、青春小説として読み応えがあり、考えさせられる作品だ。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」 山口悟さん
https://ncode.syosetu.com/n5040ce/ (他サイト)
言わずと知れたアニメ化作品。続きが気になったので学園入学から本編最後まで読んでしまった。
こうなるであろうと予想していたエンディングに近かったがまさかあのキャラがこんなに深くかかわるとは。
2020年5月
「茶会の裏でナイフは踊る」 七海けいさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896925472
神を排した人間族と、魔王が退いた魔族は戦争を終わらせた。それぞれのトップが優雅にお茶会で交流する裏で、「リブラ」と呼ばれる魔王軍特殊部隊が暗躍する。彼らは平和を守れるのか?
優雅なお茶会の裏で行われる取り締まり。キャラも立ってて面白い。シリーズ化を希望する作品だ。
「江戸落語奇譚 ~怪異には失礼のないように~」 小野じゅんさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895042144
毎晩お化けに謝られ続けて寝不足の桜木は、倒れたところを青野に助けられる。
自身の怪異現象を解決してもらった桜木は青野の仕事を手伝うことになる。
落語に登場する怪異達が関わる現象を解決していく彼らの仕事ぶりと、掛け合いも見もの。
「anithing+ /双子は推理する」 淡島かりすさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882269234
似ていない双子のリコリーとアリトラはとても仲良し。
彼らの周りで起こる事件を軽快なおしゃべりと美味しい食べ物をまじえながら解決していく。
とにかく双子がいい! 飯テロもいい!
最後に大きな事件を解決して、完結となった。
人知れず動く人外達のお話もひっそりと見ものだった。
2020年6月
「視えた人」 佑佳さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886189380
マンションの管理人さんから語られる、幽霊のお話。
怖くもあり、切なくもある。そして最後は……!
これからの季節におすすめ。
「宇宙海賊キャプテン・モーモー」 雲江斬太さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896079428
第9回角川つばさ文庫小説賞応募作品。
小学五年生の女子、翼は突然「あなたこそはパップン王子です」と告げられさらわれる。銀河を股にかけた大冒険のはじまりだ。
とにかく展開が早いし面白い! 最後まで読んでタイトルの意味するところに気づくという演出もニクい。
「夢追い人は夢も恋も捨てられない」 秋保千代子さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881229349
大正浪漫あふれる和風ファンタジー。
魔物が闊歩する世界で軍と「かんなぎ」が戦う。
かんなぎの倖奈と軍人の史琉、彼らを取り巻く人々の恋の行方にもドキドキする。
バトルのみでなく、むしろ人間模様を楽しむ作品。華やかな着物や小物など衣装やおいしそうなスイーツも見どころ。
2020年7月
「ソラに奏でる君のオト」 かみたか さちさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895326211
母や劇団員を人質にとられ、竜を探すように命ぜられた少年奏者シエロは旅に出る。喘息持ちのシエロは笛を一曲奏でることもままならない。
困難の数々に巻き込まれながらも大切な仲間を得、精神的に成長していく。
シエロ達は竜を探し出し、人質を助けることができるのか? 竜伝説に秘められた真実は?
アップダウンが激しい冒険ものではない。が、常に心に迫りくる緊迫感と、ほっと息をつける場面の緩急はくせになる。
「悪霊令嬢、異世界に追放される。」 タカナシさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896462576
第2回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト応募作品。
100年前から悪霊としてこの世にとどまり続ける令嬢、イチコがついに成仏させられた。
しかし行先は天国でも地獄でもなく、異世界だった! さらに人間ではなくレイスとして転生した。
一目ぼれした魔王の四天王ロメロと共に過ごす夢を描き、イチコは悪人を呪い殺してレベルアップを試みる。
かつてこれまでレイスに肩入れしたことはない!(笑) イチコのひたむきさもそこからくる暴走も楽しんで読める作品。
「魔術師殺しと剣術少年」 椿さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891838872
魔術で犠牲になる人をなくしたい。
氷菓はその願のために自らを犠牲にしながら、人に害をなす魔術師を暗殺していた。
彼女の元に、弟子にしてくれとやってきた優斗は魔術師の家系ながら素質がないと家族に蔑まれている。
全てを救いたい氷菓と、氷菓を助けたい優斗。
友人巻き込む魔術師がらみの事件の果てに、彼らはどこへたどり着くのか。
ちょっと鬱展開も入っているので注意が必要かも。それさえ平気なら魔術バトルと人間関係のあれこれが楽しめる作品。
2020年8月
「コロナなんて関係ないと信じたかった僕らの物語」 秋野桐吾さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054906421393
コロナ禍に振り回される高校生達のリアル。
主人公達は高校生だが、コロナのストレスにさらされ、まいっている人に読んでもらいたい。
やまない雨はない、明けない夜はない。そう信じて生きていきたい。そんな元気をもらえる作品だった。
「冥土の土産屋『まほろば堂』2 ~藍染着流し店主の謎解きおもてなし」 光明寺祭人さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896966335
シリーズ2作目。1作目が書籍化決定。
寿命を迎える間近の人の願いを一つだけ叶える冥土への道先案内役、マホとまほろば堂を取り巻く人々の物語。
マホのライバル、ハナも登場して……。
様々な「死に際」をめぐる物語。
「走れ、裂き子さん」 lagerさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886732015
足が速い設定でも生かせないと愚痴る口裂け女の裂き子さん。
ある日、高速道路に口裂け女が出ると噂されて……。
百鬼夜行、見えた人は不幸だ。
「百魔剣物語――聖女と英雄と怨讐の魔剣――」 せてぃさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887653795
前作から二年。新たに百魔剣との戦いが始まる。
終盤のクラウス、リディア、ラインハルト、それぞれの戦いが見もの。
バトルも見事だが、それぞれのキャラがとても素晴らしく立ち回っている。
消えた人々はどこへ? まだまだ戦いは続いていくが、最後に希望がある終わり方でほっとした。
2020年9月
「百合エンドめざしてた悪役令嬢♂だけど攻略方針変更します」 柊キョウコさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893323218
自殺を図った孝也の意識がゲーム世界の悪役令嬢の中に転移した。
流行りの悪役令嬢もの、と思いきやテンプレの悪役令嬢とは一線を画す作品。
伏線もりもり、すぱすぱっと回収の見事な作品でした。
兄妹が歩み寄れるきっかけになってよかった。
最終話はひたすらニヤニヤしてしまった。
「シャングリラ」 市井へいさん
http://kamakura.zatunen.com/index.html
ナディール王国とガイゼス国の国境付近で、セティとリドルフは助けを求められる。ハルと出会ったことにより、彼らの運命が大きく変わる。
人と人との絆はやがて国と国との争いの行方を左右する。
超長編本格ファンタジー。
とにかくハラハラドキドキの連続だった。
長編
「空洞に穴を穿つ」 淡島かりすさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896704158
かりすさんのエッセイ。
不動明王、のっけから強烈である(誉め言葉 笑)。
面白いエッセイというのは題材も秀逸だが、その語り口によるところも大きいと改めて実感する。
「砂の城」 淡島かりすさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917779328
生殖機能を失った人類は生命の誕生と管理を人工知能にゆだねた。
培養された子供達は10歳で上層区と下層区に選別される。
一卵性双生児のアオとソラは一緒に育つも、選別により上層区と下層区に分けられる。
それぞれに才能を生かして生活していくが……。
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