2019年度上半期推し作品

 まずはこの時期の自作の掲載についてです♪


 「どりぃむ☆IN☆ドリーム」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887609022

 中学生女子が頑張る現代ファンタジー。作品内容はすでに紹介済み。

 新年早々の驚き から この後どうやって聞き出すんだろう 20話


 「キワモノと呼ばないで」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883599249

 極めし者シリーズの設定集とセルフパロ。

 セルフパロ「怪我よりもイタい看病」 から 「雪山の一夜は危険がいっぱい」 7作

 設定集 極めし者シリーズとは きっかけはTRPG


 摩天楼の翳 番外編集 「翳を成す光と闇」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887386329

 摩天楼の翳の正式番外編。本編に収めきれなかったエピソードをこちらに収録。

 「戻らぬ日々、帰らぬ心」 から 「なんでもないこと」 5作


 「ゾンビSNS」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890492286

 カクヨム甲子園のテーマ別参加作品。テーマ「恐怖はSNSからはじまった」

 樹海で行方不明になった友人を探しに行った友人も行方不明に。

 その影に、ゾンビあり?


 「作品目録」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891366306

 シリーズ、長さ別で作品を分類してみた。全作品扉ページへのリンクをはった。



 それでは月別と連載中長編の推し作品の紹介。長編のすでに紹介した作品は割愛しています。


2019年 4月

 「エースをねらうな」 λμさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888781246

 カクヨム3周年記念選手権参加作品。

 商店街の卓球大会に出場した勇気は、恋焦がれるあの子のために準優勝の副賞を狙う。同じく副賞を狙う文香との決勝戦は白熱のバトル!

 いかに自然に負けるか。彼らの華麗なるテクニックは華麗に負けるために注がれる!

 ウィズアウトテーブルの一言でやられた。

 さらにオチでおおぉと思わせる構成力が素晴らしい!



2019年 5月

 「鬼さん、こちら。 ~隣はなにをする人ぞ~」 シンカー・ワンさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886255304

 自主企画「ヒーロー物、ヒーローもどき物 マイナー作品限定」参加作品。

 夜道を歩く女性に迫る危機。

 迫る異形の影に対峙するは、鬼。

 中年男に身をやつした鬼の暗躍。すごくかっこよくてちょっとスケベ(笑)。



2019年 6月

 「よく食べ、よく寝て、よく笑う。」 せてぃさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888663225

 今月は迷いなくこちら。

 重病の息子さんとの闘病記。息子さんがいつの日か大きな舞台で活躍する場面が違和感なく想像できる。

 肝心の息子さんの姿は想像でしかないけど。

 これからも、せてぃさんご一家が安泰でありますように。



2019年 7月

 「異世界に行きたい人を追い返すだけの簡単なお仕事です」 淡島かりすさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888901210

 昨今、簡単に異世界転生しすぎる! ということで、異世界に転生したがる人を審査する(実際は追い返す)機関のお話。

 ベティの痛快な切り返しが大きな見どころの一つ。

 ミステリー書きさんだけあって伏線とミスリードがうまい。



2019年 8月

 「ちいさく折りたたんで」 朝陽遥さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890624036

 父と血のつながらない娘二人の父子家庭のアレコレを長女の目線で語る。お父さんの実直さ、一生懸命さがすごく伝わってくる。

 血がつながっていたら軽口として流せることも、そうでない故に流せないところもある。

 くすっとしながら、いろいろなことを考えさせてくれる、いい作品だった。



2019年 9月

 「俺が古風な幽霊に取り憑かれたら」 夢空さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890622971

 妹の昆虫採集に付き合ったら、霊に憑かれてしまった。

 ただのご先祖様、と思っていたら事件につながってきて……。

 零次の感情がとても自然で共感できた。

 エピローグをリクエストしたら書き足してくださった。



長編

 「百魔剣物語――聖女と英雄と怨讐の魔剣――」 せてぃさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887653795

 百魔剣物語、第2シリーズ。前回の登場人物が一回り成長して帰ってきた!

 今もなお続く百魔剣との戦いは? 魔剣を握る敵の思惑は? 深まる謎と明かされる謎が入り乱れる。

 迫力ある戦闘も健在だ。

 クラウス推しなのは変わらないがシホとリディアも同じくらい推しキャラになってきた。



 「田舎の電車は1時間に1本だから」 直木和爺さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887838475

 夏休みなのに陽介は数学の補習で学校に行かねばならなかった。1時間に1本の電車にギリギリのり遅れてしまった彼はホームで雪の妖精と見まごう少女に出会う。それがすべてのはじまりだった。

 雪芽と仲良くなり、妹や幼馴染も一緒に楽しい夏休みを過ごすが雪芽が病に倒れてしまう。彼女の死をきっかけに陽介の日常が急変する。

 ラブコメだが途中かなり重い。主人公が悩み苦しみながらも未来を切り開いていく物語が好きな人には超おすすめである。



 「天上の華」 かみたか さちさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889226732

 テゥアータ・サーガ最終章。

 シリーズ初の一人称複数視点でキャラごとのエピソードや心情を描き分けている。

 ユウヤ、アタル、レイコの地郷三人組と、彼らに「拾われた」テゥアータ人、ハジメの物語はやがて部隊をテゥアータに移し、世界の危機へと立ち向かうことになる。

 レイコをめぐる恋の行方、テゥアータでの新たな出会いと別れ。壮大な物語が今、完結を迎える。



 「豊穣の白き翼」 青猫海葉 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887089488

 タイトルがラノベふうに変わってる(笑)。けど内容は同じだろうということで。

 氷河期を生き残った人類の文明は中世期まで後退していた。

 次期ノーデン領主、オーランドは超女嫌い。彼が偶然手に入れたペンダントには、氷河期前に暮らしていた女性の魂が宿っていた。彼女のアドバイスを得て国を豊かにしていくオーランドだが……。

 オーランドとカーラの絆が深まっていき、このままハッピーエンドかと思いきや、そうなっちゃうのかっ、と思わずつぶやくラストだった。



 「大司教さまは執務室に帰りたくない」 じゅんすたさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887846966

 とても面倒くさがりな大司教様はデスクワークから逃げ回っている。だが人々への優しい思いはやはり大司教様なのであった。

 マイペースな大司教様と振り回される周りの人達の、ほのぼのファンタジー。



 「諜報ジャーナル」 本庄 照 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881729491

 警察署内にひそかに組織された諜報部「情報課」に勤務する個性豊かな面々の最大の武器はコネ。

 今日も武器を生かして難事件を解決していく。

 すごくわたし好みの設定のキャラ達。特に潜入捜査の難しさを描いた「大地に光を」はずっとドキドキしっぱなしだった。



 「王子様には秘密がある」 タイラさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882428216

 7月の月間推しと迷ったが、迷ったならこっちに入れれば、ということで(笑)。

 平凡な学生だったが異世界に転生した貴族の娘が、おなじく転生者であるという王子と出会う。

 なんと彼は織田信長の生まれ変わりだというのだ!

 アリアの一人称で、彼女の気持ちがじかに伝わってくるし、心の中のツッコミも秀逸。

 ユージィンとの距離がぐんぐん縮まって、いろんな意味で危ういシーンもありながら、収まるところに収まったといった感じ。



 「東京税関調査部、西洋あやかし担当はこちらです。~視えない子犬との暮らし方~」 飛野猶さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890094795

 ケルベロスの幼犬、コロに憑かれたことであやかしが見えるようになった主人公は、東京税関調査部で働くことになった。

 ほのぼの路線が続いたがクライマックスは一転してハラハラの展開だった。



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