人間とは非常に愚かな生き物である。私たちは時折自己や、他人に対してそのような感情を抱き、げんなりしてしまう。だが、そんな愚かさを、美しいものと錯覚してしまうのが、愛だ。これは、人を愛する、愚かな人間の物語だ。
ミステリ研員 といいつつニワカ 綾辻行人、京極夏彦、道尾秀介、白井智之が好き。
大学一年生の夏休み、留年している姉とともに詐欺に引っ掛かった祖母の家を訪れる。「めんとり様がまたくるから」と家に伝わる存在について口にする祖母に、二人は老いが進んだのではないかと口には出さずに目を…続きを読む
肌に張り付くほど粘っこい、乾燥して仕舞えばどうしても不快で剥がしてしまいたくなる、炭酸が抜けて冷蔵庫のことなど忘れてしまったラムネの瓶をそっと、深く蓋をするような作品だったと思う。甘い幻想がいつま…続きを読む
予想をひっくり返されました!もっと、貞子みたいにホラー要素が強い作品だと思い込んでいたのですが、読後は切なくて、美しい物語だなと感じました。ぜひ読んで、この感じを味わってほしいです。
1月に初めて読んだ時、震えが止まりませんでした。文章はとても引き込まれましたが、二人の不気味な日常程度に味わっていたストーリーが突如あらゆる意味を持ち始め、夢中で物語に潜り込んでしまいました…続きを読む
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