人間とは非常に愚かな生き物である。私たちは時折自己や、他人に対してそのような感情を抱き、げんなりしてしまう。だが、そんな愚かさを、美しいものと錯覚してしまうのが、愛だ。これは、人を愛する、愚かな人間の物語だ。
ミステリ研員 といいつつニワカ 綾辻行人、京極夏彦、道尾秀介、白井智之が好き。
肌に張り付くほど粘っこい、乾燥して仕舞えばどうしても不快で剥がしてしまいたくなる、炭酸が抜けて冷蔵庫のことなど忘れてしまったラムネの瓶をそっと、深く蓋をするような作品だったと思う。甘い幻想がいつま…続きを読む
1月に初めて読んだ時、震えが止まりませんでした。文章はとても引き込まれましたが、二人の不気味な日常程度に味わっていたストーリーが突如あらゆる意味を持ち始め、夢中で物語に潜り込んでしまいました…続きを読む
タイトル通りです。作者、作品の全てについてそれしか言い表せません。 時間を忘れ、呼吸を忘れ、ただただ作品に没頭した僕の気持ちをこれから読む貴方は作品を読んだ後に知ることになるでしょう。 作…続きを読む
ホラーというより、究極の恋愛物語のようにも感じられる、そんなお話。描写も秀逸で、本当に同じ高校生だとは信じたくない。僕からこんな言葉は出てこない。悔しいな、と感じる作品です。何よりも設定の作り込…続きを読む
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