あまりの衝撃にゾワっとしました。短編とは思えない読み応えです。
え、これ短編なんだ、と読み終わった後に改めて思いました。それくらい、読み応えというかーー心に残る作品です。そして、タイトルに思わずなるほど、と言ってしまいました。文章も爽やかで読みやすく、読んでいる人に内容がきちんと伝わってきます。素晴らしい作品だと思いました。
まず、その構成に拍手せずにはいられません。物語に心を動かされます。そして、最後まで良い終わり方で感動させてくれます。是非、読むべきです。素晴らしい作品です。
まずですね、タイトルの付け方が完璧。ほんでですね、物語の組み方も超高水準。個人的にネタバラシのくだりは鳥肌でしたわ。そして、〆方がまた……。しんみり感とほんわかした温もりの両方を与えてくれる、グッドな一文でした。こりゃあもう、思わずリピートボタンを押したくなっちゃいますよ。三度どころじゃねえ、四度でも五度でも、何度でもポチッとなですよ(感涙)
こういうの弱いんですよ僕……この文字数で、非常に上手く構成されていると思います。仕掛けもバッチリはまっていました(そして僕もまんまと嵌りました)納得の大賞作です……作中の2人に幸せがあらんことを。
―― 一ヶ月後、貴方の大切な人の思い出が消えると言われたら、貴方はどうしますか? 誰もが持っている「夏の思い出」と「大切な人との思い出」を主題にした恋のお話。 読んでいて感じたのは心臓がひっくり返る様な、そんな衝撃。とある町の、二人の少年少女の切ないドラマに胸が熱くなりました。思わず嫉妬してしまうほど完成度の高い作品です! タイトルの意味は読了後、分かります。 作者さんも言ってましたが二回読むことをオススメします! これは「記憶」とは違う「思い出」が紡ぎ出す「私達」の大切な宝物……。