少女は鍵を三度失くした

作者 名取 雨霧

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★★★ Excellent!!!

まずですね、タイトルの付け方が完璧。
ほんでですね、物語の組み方も超高水準。個人的にネタバラシのくだりは鳥肌でしたわ。

そして、〆方がまた……。
しんみり感とほんわかした温もりの両方を与えてくれる、グッドな一文でした。

こりゃあもう、思わずリピートボタンを押したくなっちゃいますよ。三度どころじゃねえ、四度でも五度でも、何度でもポチッとなですよ(感涙)

★★★ Excellent!!!

 ―― 一ヶ月後、貴方の大切な人の思い出が消えると言われたら、貴方はどうしますか?

 誰もが持っている「夏の思い出」と「大切な人との思い出」を主題にした恋のお話。
 読んでいて感じたのは心臓がひっくり返る様な、そんな衝撃。とある町の、二人の少年少女の切ないドラマに胸が熱くなりました。思わず嫉妬してしまうほど完成度の高い作品です!

 タイトルの意味は読了後、分かります。
 作者さんも言ってましたが二回読むことをオススメします!

 これは「記憶」とは違う「思い出」が紡ぎ出す「私達」の大切な宝物……。