答えなんてないはず。

そっか、あの子もこうやってここまでやってきたんだね。

この言葉がすごく印象に残っています。
360度見渡す草原。そこで見つけた大木という目標に向かい、少年は歩き、少女と出会う。

なぜ、少女と出会えたのか?
なぜ、少年は進むのか?

抽象的に描かれた世界観だからそこ、読む人一人ひとりにその答えはあるはず。
不思議な雰囲気に魅了される、そんな作品でした。

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